ソーシャルレンディングは本当に危ない?やばいと言われる理由3つを解説

「ソーシャルレンディングって危険なの?」
「やばいソーシャルレンディング会社の見分け方を知りたい!」

高リスクや業者の不正行為など、ソーシャルレンディングに危険なイメージを持っていませんか?

実はソーシャルレンディング自体は決して危ないものではなく、また、安全に投資ができる会社も多数あります。

そこで今回は、やばいソーシャルレンディング会社の特徴と見分け方、危ないと言われる理由とその対策方法について解説します。

この機会に、新しい投資手法であるソーシャルレンディングについて理解し、投資の選択肢に加えてみましょう!

1.ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングはインターネット上でお金を借りたい企業とお金を貸したい投資家を繋ぐ新たな金融サービスの一つです。

クラウドファンディングの一種で、「貸付型クラウドファンディング」、「融資型クラウドファンディング」とも呼ばれます。

ソーシャルレンディングは運営会社によって異なりますが、最低1万円など少額から投資することができることや、運用中の手間が不要なことがメリットです。

一方、元本保証がないことや、リターンが大きい分リスクも高いなどのデメリットもあります。

ソーシャルレンディングについてさらに詳しく知りたいは、以下の記事を参考にしてください。

ソーシャルレンディングとは?利回りが高く少額から投資できる方法を紹介!

2021.06.11

2.ソーシャルレンディングが危ないと言われる理由3つ

一部では「ソーシャルレンディングは危ない」といわれることがありますが、そのようにいわれるのには3つの理由があります。

危険性やリスクを理解することは失敗を未然に防ぐことにつながるため、ポイントをしっかりと確認しておきましょう。

ソーシャルレンディングが危ないと言われる理由

  • 途中で解約できない
  • 貸し倒れや元本割れのリスクがある
  • ソーシャルレンディング業者の不正行為がある

順に説明します。

(1)途中で解約できない

ソーシャルレンディングは基本的に期間満期まで解約ができず、運用の途中で元本資金を回収することができないのが一般的です。

ソーシャルレンディングは期間満期まで解約ができず、融資先企業やソーシャルレンディング事業者が経営悪化で倒産する事態が予期されても投資資金の払い戻しができないため、危険だといわれています。

急に現金が必要になった場合でも、期間満了まで待たなければなりません。

一方、株式投資などでは、急に現金が必要になったときなどにはすぐに売却することができます。

必要なときにすぐに現金化できないということは経済状況の変化が起きた時に資金を回収したり、他の投資に回すなどができないことがあるため、危険だといわれています。

(2)貸し倒れや元本割れのリスクがある

ソーシャルレンディングには貸し倒れや元本割れのリスクがあり、そのため危険度が高い投資法だとみなす人もいます。

中には貸し倒れ率0%を謳うソーシャルレンディング会社もありますがそれは投資が100%成功することを確約するものではなく、これまで貸し倒れや元本毀損などが起こっていない会社でも、この先それらのことが起こる可能性は否定できないので、常にリスクは存在します。

しかし、投資においてソーシャルレンディングだけが貸し倒れや元本割れのリスクが存在する、というわけではありません。

例えば株式投資や債券投資などでも、企業の業績悪化により株価が暴落したり元本の返済が遅れたり、あるいは返済ができなくなってしまうなどのリスクは存在します。

どんな方法であっても投資にはある程度のリスクが存在し、ソーシャルレンディングだけリスクが特別に高いというわけではないのです。

(3)ソーシャルレンディング業者の不正行為がある

ソーシャルレンディングが危ないイメージがあるのは、過去に事業者の行政処分や返済遅延が起こったことがあるからです。

行政処分を受けたソーシャルレンディング会社は、虚偽の内容を含んだファンドの募集が発覚した「maneoマーケット」や、他のファンドで集めたお金を返済金や配当に充てていた「みんなのクレジット」などがあります。

このような一部の会社の悪い印象が強いため、ソーシャルレンディング全般が危険だと思っている人も多くいます。

しかし、こうした不正を受けて金融庁が厳しい審査を行い、必要時には登録取消しや業務停止命令などの行政処分を行うようになり、現在では投資家の資産保全に積極的に取り組んでいる会社がほとんどです。

3.やばいソーシャルレンディング会社の見分け方

上記では、ソーシャルレンディングが危ないといわれる理由を説明してきましたが、ここからはリスクの高いソーシャルレンディング会社の特徴や見分け方を解説します。

現在では金融庁の審査などにより下記の特徴には当てはまらない会社がほとんどですが、この点を意識して思わぬ損害を被らないようにしましょう。

やばいソーシャルレンディング会社の特徴

  • 案件の利回りが高い
  • 融資先が明らかでない
  • キャンペーンを乱発している

順に解説します。

(1)案件の利回りが高い

案件の利回りが高いソーシャルレンディング会社は、危険度が高い可能性があります。

投資では相応にリスクを取ってこそ高リターンが期待できることが原則であり、ソーシャルレンディングは銀行預金のように元本が保証された金融商品ではなく、利回りが高ければその分リスクもそれ相応に高いことが一般的です。

ソーシャルレンディングの平均利回りは4~8%と言われており、これを超えるような利回りの案件に対しては投資をする前に特に入念に調べるべきだと言えます。

ハイリターンの案件は同時にハイリスクであるという認識を持たなくてはならないことを覚えておきましょう。

(2)融資先が明らかでない

融資先(貸付先)を明らかにしていないソーシャルレンディング会社も、危険度が高い可能性があります。

以前はソーシャルレンディング業界では融資先の公開が禁止されていたため、融資先の業況や事業の持続性には触れず「必ず儲かる」などと言いくるめて投資家から資金を集めていた会社が存在しました。

しかしながら、2019年3月に金融庁より発表された「匿名化の解除」により、多くのソーシャルレンディング会社では融資先の名称や事業規模などの情報を積極的に開示するようになりました。

現在では投資家は開示された情報から融資先の企業の返済能力や資産状況を調べることができ、投資のリスクを下げることができるようになっています。

それにも関わらず、今現在でも情報を開示していないもしくは開示情報が少ない、例えばmaneo社などの業者は危険度が高いと言え、注意するべきです。

(3)キャンペーンを乱発している

キャンペーンを乱発しているソーシャルレンディング会社も、危険度が高い可能性があります。

過去に投資額の最大10%以上のキャッシュバックキャンペーンなどを頻繁に出していたみんなのクレジットという会社が、複数回の行政処分の後貸し倒れを発生させたという事例があるからです。

その後2018年を最後にみんなのクレジットは新規ファンドの募集をしていませんが、このようにキャンペーンを乱発している業者がある場合は気を付けましょう。

投資家獲得のためのキャンペーン自体に問題はないものの、みんなのクレジットの例がある以上、キャンペーンとは名ばかりに法外と言えるほどに特典が大盤振る舞いである会社は要注意です。

キャンペーンによる現金バラマキも、危険度の高いソーシャルレンディング会社の特徴なので覚えておいてください。

4.ソーシャルレンディングのメリット3選

ソーシャルレンディングは危険度の高い投資法とされることがありますが、何件かの悪い印象が強いだけであって、実際には健全な業者の方が多いです。

それに加えて、ソーシャルレンディングには以下のようなメリットもあります。

ソーシャルレンディングのメリット3選

  • 3~10%ほどの高い利回りが期待できる
  • 少額から運用が可能
  • 投資の手続きや資産の運用が簡単

順に解説します。

(1)3~10%ほどの高い利回りが期待できる

ソーシャルレンディングにおける2つ目のメリットは、4~8%ほどの高い利回りが期待できることです。

株式投資の平均年利は3~5%、債券投資に関しては2020年の8月時点で日本国債の利回りは0.06%となっています。

一方、ソーシャルレンディングの利回りは平均年4~8%程といわれており、こうしたこれらの投資と比較すると利回りは高めになっています。

効率的に資産を増やしたいと考えるなら、余裕資金の範囲に限りますが、元本部分に相当する償還金のみならず利息部分に相当する分配金も再投資に回すことで複利効果を得ることができるでしょう。

(2)少額から運用が可能

ソーシャルレンディングにおける1つ目のメリットは、少額運用が可能であることです。

株式投資などの場合には数十万円以上、不動産投資の場合はそれ以上のまとまった元手が必要となることが多いです。

しかし、ソーシャルレーティングは1万円程度と比較的少額から始めることが可能で、投資初心者の方でも簡単に始めることができるでしょう。

とは言え、ソーシャルレンディングは元本が保証された金融商品ではないためリスクもあります。

ソーシャルレンディングの少額から投資できるメリットを活かしながら、リスクを低減するために分散投資を徹底することが肝要です。

(3)投資の手続きや資産の運用が簡単

ソーシャルレンディングにおける3つ目のメリットは、投資の手続きや運用が簡単であることです。

ソーシャルレンディングはネット上で登録が可能で、運用は運営会社が代行してくれるため、他の手法よりも投資家の手間を省くことができるのです。

株式投資であれば常に値動きを注視しておく必要があり、不動産投資の場合は入居者や物件の管理が求められます。

それらと比較して、ソーシャルレンディングは一度資金提供を行えば運用期間終了まで待つという投資スタイルであり、運用の時間や手間がかからないので上記に比べて簡単な投資方法だと言えます。

投資を始めるときに時間や手間などの運用コストがかからない、また、投資に関する知識が少なくても問題ないため、初心者でも始めやすい投資方法と言えるでしょう。

5.ソーシャルレンディング投資のリスクを軽減する方法

ソーシャルレンディング投資のリスクを軽減する方法について解説します。

ソーシャルレンディング投資のリスクを軽減する方法

  • 運営会社を見極める
  • 高い利回りに惑わされない
  • 分散投資をする
  • 余剰資金で行う

順に解説します。

(1)運営会社を見極める

ソーシャルレンディングでリスクを少なくするためには、運営会社の実績や信頼性を見極めることが大事です。

具体的には、ソーシャルレンディング会社が提供するサービスが安全かどうか、サービスの質が安定しているかどうかということです。

運営会社のサイトを見ればこれまでの実績を知ることができ、信憑性に関する情報はニュース記事や比較サイトなどで過去の行政処分の履歴などから確認できます。

過去に実績がある運営会社なら、今後の案件でもある程度信頼性が担保されていると言えるでしょう。

また、ソーシャルレンディングはオンライン上での取引になるため、場合によってはそのコンピューターの不具合で手続きが処理されるスピードが遅くなったり、できなくなったりというトラブルが起きる可能性はゼロではありません。

このようなトラブルをできるだけ回避するためにも、事前に運営会社をしっかりと確認するようにしましょう。

(2)高い利回りに惑わされない

ソーシャルレンディングでリスクを少なくするためには、高い利回りに惑わされないことも大事です。

上記の通り、利回りの高い案件はそれ相応にリスクが高く、返済遅滞や貸し倒れの可能性も高いと考えられるからです。

投資初心者は高い金利につられることが多いですが、長期的に安定した収益を確保していくためには、貸し倒れや元本割れのリスクを回避できるかを第一に考えるべきです。

運営会社が情報をきちんと開示しているか、融資先が破綻した場合にきちんと担保をとって資産の保全をしているかなど、さまざまな視点でチェックしなくてはなりません。

利回りだけに目を向けずにさまざまな情報を加味して、総合的な判断をすることがソーシャルレンディング投資を成功させるポイントです。

(3)分散投資をする

投資金をひとつの案件に集中させず、複数の案件に分散して投資することを分散投資と言いますが、これはソーシャルレンディングのみならず、投資全般においてリスクを回避するのに有効な方法です。

投資先を分散させておくことで、そのうち1つの投資先が倒産してしまった場合の損失を少なくすることができます。

さらにソーシャルレンディング投資では、運営会社が破綻・倒産してしまうことで投資金が返済されない事業者リスクもあります。

そのため、リスク回避のため複数のソーシャルレンディング会社を利用すると、分散投資と倒産リスクへの対策を同時に行うことが可能です。

投資の格言「卵を1つのかごに盛るな」

卵(=投資金)を1つのかご(=投資対象)に盛ってしまうと、万が一そのかごを落としてしまった場合に取り返しのつかない大きな損失が生じるという戒め。

(4)余剰資金で行う

ソーシャルレンディングでリスクを少なくするためには、余剰資金で行うことも大事です。

ソーシャルレンディングはほかの投資手法と同様リスクが存在し、事業がうまくいかなければ予定通りの配当がもらえない、投資した資産が戻ってこないという可能性があります。

そのため、近い将来に使用用途が決まっているお金や生活費など、余剰資金ではない資金をソーシャルレンディングに投じるのは避けるべきです。

ソーシャルレンディングのみならず、投資を検討する際には自身の収支や資産負債、家族状況などを勘案して必ず余裕資金で行うようにしましょう。

まとめ

この記事ではソーシャルレンディングが危ないと言われる理由を説明しました。

ソーシャルレンディングが危ないと言われる理由

  • 途中で解約できない
  • 貸し倒れや元本割れのリスクがある
  • ソーシャルレンディング業者の不正行為がある

また、ソーシャルレンディング投資のリスクを軽減するは以下の通りです。

ソーシャルレンディング投資のリスクを軽減する方法

  • 運営会社を見極める
  • 高い利回りに惑わされない
  • 分散投資をする
  • 余剰資金で行う

危険な会社の特徴や安全な会社の見分け方が理解できたでしょうか?

危険度の高いソーシャルレンディング会社は一部のみなので、上記のポイントを意識してリスクを減らし、着実に資産を増やしてください。

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