【貯金と投資はどっちもするべき!】効率的な資産配分を年代別に解説

「貯金がたまってきたけど、少しは投資に回したほうがいいのかな?」
「最近は貯金より投資って言われるけど、実際はどっちがいいの?」

このように、自分の資産を作る上で貯金と投資で迷っているのではないですか?

実は、貯金と投資はそれぞれ役割が違っており、一定の割合で両方行うのが理想的なのです。

この記事では、貯金と投資の役割の違いや、理想的な配分について解説していきます。

この記事を読めば、あなたに合った貯金と投資のやり方がわかるでしょう!

1.貯金と投資の役割の違い

結論から言ってしまうと、貯金と投資は両方する必要があります。

というのも、貯金と投資はそれぞれ性質が全く異なるため、資産を効率的に増やすためには両者を並行して行うことが重要なのです。

貯金と投資は、それぞれ以下のような違いがあります。

メリット デメリット
貯金 緊急時にすぐに取り出せ、資産が減ることはない 金利が低く、資産の増加を期待できない
投資 貯金よりも効率よく資産を増やすことができる 元本保証がないため、資産がなくなってしまう可能性がある

貯金をしておけば資産を安全に管理することができるので、貯金は日々の生活費や緊急時の資金を保持するために利用できます。

一方、投資は貯金よりも安全性が低い分資産が増えるスピードが速いので、将来のための資金を増やすために利用するのが良いでしょう。

(1)投資と貯金では資産の増えるスピードはどれくらい違うのか

投資は貯金よりも資産が増えるスピードが早いことを説明しましたが、実際にはどれくらい早いのでしょうか。

ここでは、月に10万円ずつ貯金した場合と投資に回した場合を比較して、資産が増える速度を比べてみたいと思います。

以下は、日本の株価の代表的な指標である日経平均とS&P500、さらに普通預金でそれぞれ月10万円ずつ運用した時の資産の増え方のシミュレーションです。

なお日経平均とS&P500の利率は過去10年間の平均値で、貯金はゆうちょ銀行が発表している通常貯金の金利で計算しています。

5年 10年 20年
日経平均(1.57%) 6,237,543円 12,984,119円 28,173,923円
S&P500(6.98%) 7,155,585円 17,289,444円 51,966,350円
普通預金(0.001%) 6,000,148円 12,000,595円 24,002,390円

S&P500と普通預金ではわずか5年間で100万円以上の差が出ており、期間が長くなるほどその差は広がり続けています。

投資する商品によっては利回りが10%を超えるものもあるので、実際に運用する場合はこれ以上のスピードで資産を増やすことが可能です。

しかし上記でも述べたように投資は元本保証がないため、資産のすべてを投資に回すのは危険です。

緊急時の費用として最低3か月分の生活費は貯金しておき、残った資産を投資に回すようにしましょう。

2.【年代別】貯金と投資の理想配分

貯金と投資は両方行うことが効果的ですが、それぞれどのような配分で資産を割り振ればよいのでしょうか。

各々の生活費用や職業によって細かい数字は変わってきますが、大体の割合であれば年代から理想的な配分を出すことができます。

ここでは、貯金と投資の理想的な配分の割合を年代別に紹介していきます。

自分の実際の生活に鑑みながら参考にしてみてください。

【年代別】貯金と投資の理想配分

  • 20代の貯金と投資の理想配分
  • 30代の貯金と投資の理想配分
  • 40代の貯金と投資の理想配分
  • 50代の貯金と投資の理想配分
  • 60代以上の貯金と投資の理想配分

順に説明していきます。

(1)20代の貯金と投資の理想配分

20代の内は貯金よりも投資の比率を大きくしましょう。

20代投資をすることができる期間が長く、複利効果でより大きな資産を生み出すことができます。

最低限の生活費を確保しながら、資産の60~80%を投資に回してみましょう。

20代の貯金と投資の配分

  • 貯金:20~40%
  • 投資:60~80%

投資する商品は基本的には投資信託のインデックス投資をおすすめしますが、投資資金の5~10%ほどで、大きなリターンが見込める銘柄の株式投資やFX投資にも投資してみましょう。

若いうちから投資を始めて、将来使用するための自己資産を育てていくことが大切です。

(2)30代の貯金と投資の理想配分

30代の方は、自身のライフステージにより資産の配分を変えていきましょう。

30代は人生が大きく動く年代と言われており、結婚する人や子供ができる人、転職をする人などで資産の配分の仕方が大きく変わってきます

近い将来結婚を考えている方やすでに家庭を持たれている方は、結婚費用や教育費など近い将来必ず必要となる資金のために貯金の比率を大きくすることがおすすめです。

そのような予定がない方も、20代のころよりは安全性を考慮した資産配分にすることをおすすめします。

具体的な配分として、独身の方は60%、既婚の方や結婚の予定がある方は50%ほどを投資に回してみましょう。

30代の貯金と投資の配分

  • 貯金:40~50%
  • 投資:50~60%

投資する商品についてはインデックス投資を基本とし、20代の時よりも株式投資やFX投資の割合を低くしてリスクを低くしていきましょう。

(3)40代の貯金と投資の理想配分

40代の内は教育費用や家のローンなどに大きな費用が必要になってくるため、貯金の比率を大きくしましょう。

毎月の定期的な出費が大きくなり、家庭内での突発的な費用も必要になる可能性もあるため2,30代の頃よりも貯金の割合を多くするのが賢明です。

具体的な割合としては、貯金に60~70%ほど回し、自己資産の30%ほどで投資をするようにしましょう。

40代の貯金と投資の配分

  • 貯金:60~70%
  • 投資:30~40%

投資する商品はインデックス投資を基本とし、若い頃よりも安定性を重視して債券投資や金などの安全資産にも投資をしていきましょう。

(4)50代の貯金と投資の理想配分

50代の方は退職後の生活のことを考え、貯金を中心にして投資する商品も安全性の高いものを選ぶようにしましょう。

50代になると子供が自立したりローンを払い終えたりして出費が抑えられ、毎月の収入が大きくなる人もいるかと思います。

しかし、定年退職は近い将来に迫っており、その後は月々の収入が大きく落ち込むため、たとえ自己資産が多くても50代の方は貯金に多く回すのがおすすめです。

具体的には70~80%を貯金し、投資に回すのは20%ほどにしておきましょう。

50代の貯金と投資の配分

  • 貯金:70~80%
  • 投資:20~30%

投資先の商品としては、価格の変動が見えやすいインデックス投資を基本として、他には損失のリスクが低い債券投資などがおすすめです。

FX投資や仮想通貨などのハイリスクハイリターンの投資は避けるようにして、できるだけ損失のリスクを低くするようにしましょう。

(5)60代以上の貯金と投資の理想配分

60代以上になると退職などにより労働収入がなくなるため、貯金と投資の配分は80%:20%もしくは90%:10%くらいが理想です。

60代の貯金と投資の配分

  • 貯金:80~90%
  • 投資:10~20%

定期的な収入が少なくなり、貯金を使って生活していくことになるため、今ある資産を減らさないことが大切な年代です。

また、医療費などによる突発的な出費も発生しやすい年代のため、年金などの収入がある場合にもほとんどは貯金に回すようにしましょう。

投資をする場合はインデックス投資を基本とし、他には安全性の高い商品として債券投資や金への投資などがおすすめです。

またある程度余力のある方であれば、相続税の対策として不動産を保有しておくのもよいでしょう。

3.投資初心者でも安心!専門家に任せられる投資3選

ここまで記事を読んだ方は、貯金と投資の両方を同時に行うことが大切だということが分かったかと思います。

しかし、貯金はできても投資は始めるにはハードルが高い、という方も多いかもしれません。

そんな方のために、運用を専門家に任せることができて、投資の知識がない初心者の方でも簡単に始められる投資を3つ紹介します。

これらは比較的少ない額で始めることもできるので、ぜひ自分に合ったもので投資を始めてみてください。

専門家に任せられる投資3選

  • 投資信託
  • 不動産クラウドファンディング
  • ソーシャルレンディング

順に説明します。

(1)投資信託

投資信託とは、多数の投資家から集めた資金を投資の専門家が運用していく投資手法です。

1つの商品の中に複数銘柄が入っているため、多様性に富み、簡単に分散投資ができます。

また、運用を専門家に任せることができるため、知識がない初心者にもおすすめの投資手法です

しかし、銀行などの窓口で進められるものは手数料が高く手元に残る利益が少ないことが多いため注意が必要です。

株式市場で値動きがリアルタイムで確認できるETF(上場投資信託)などがおすすめです。

(2)不動産クラウドファンディング

1つの不動産を運用するにあたり複数の投資家から出資を募って資金を集め、運営会社が不動産の運用を行う投資手法です。

通常、不動産投資をするためには融資を考慮しても手元に100万円程度は必要になりますが、不動産クラウドファンディングは1万円程度から始めることができます。

また、物件の運用や管理などは運営会社が行うので、不動産投資の知識がない初心者にもおすすめの手法です。

利回りは平均でおおよそ4%~6%ほどになっており、値動きが少なく、安定した投資として人気です。

実際に不動産を所有することはできませんが、安定資産と言われる不動産に少額から投資ができるということで最近注目されている投資手法です。

不動産クラウドファンディングについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください!

不動産クラウドファンディングとは?【始めるなら知っておきたい知識】

2021.06.07

(3)ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングとは、たくさんの投資家から資金を集め1つの企業に投資する方法です。

企業側は低い金利で出資を受けることができ、出資者はリスクを取る代わりに高い利回りをもらえる仕組みとなっています。

また、ソーシャルレンディングも資産の管理は運営会社が行うので、手間をかけることなく資産運用ができる投資手法です。

ソーシャルレンディングについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください!

ソーシャルレンディングとは?利回りが高く少額から投資できる方法を紹介!

2021.06.11

まとめ

今回は投資と貯金のどちらが良いのかに関して解説しました。

基本的には生活資金を貯金した後は投資も並行して行うことがおすすめです。

ぜひ今回の記事を参考に、経済的に安心できる資産形成をしていきましょう!

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