
【あなたに合ったほうがわかる!】投資信託とETFの違いを徹底解説!
「初心者には投資信託かETFがおすすめと聞いたけど、何が違うの?」
「違いを理解して、失敗しにくい方を選びたいな」
ETFは上場している投資信託のことで、投資信託の中の一種です。
上場しているかどうかの違いですが、それによっていくつかの特徴が変わります。
この記事では、投資信託とETFにはどのような違いがあるのか、誰でも分かるように簡単に解説していきます。
投資信託に向いている人とETFに向いている人の特徴も解説するので、自分に合った商品を選ぶ知識を身につけ、投資を始めていきましょう!
Contents
1.投資信託とETFの違い
ETFは証券取引所に上場しており、投資信託は非上場という点が大きく異なります。
上場・非上場という大きな違いにより、購入方法や最低購入額などの細かな違いも生まれています。
具体的には、以下のような違いが生じています。
投資信託 | ETF | |
購入方法 | 証券会社・ネット証券・銀行・投資会社 | 証券会社を通じて証券取引所に注文する |
価格 | 1日1回決まる(基準価額) | リアルタイムで変動する(市場価格) |
最低購入額 | 100円~ | 概ね数万円~(銘柄によって異なる) |
利益の自動再投資 | できる(銘柄による) | できない |
運用方法 | インデックスまたはアクティブ | インデックス |
コスト | 低~高 | 低い |
つみたてNISA対象商品 | 豊富 | ほとんどない |
以上の違いについて、より詳しく理解していきましょう。
(1)購入方法
投資信託は銀行や証券会社など金融機関で購入できる商品です。
実店舗だけでなく、ネット証券などインターネット上で取引できる証券会社でも購入できます。
ETFは証券取引所に上場しているので、証券会社を通じて売買の注文を出して購入するという方式であり、株式の売買のようなイメージです。
(2)価格
投資信託は、1日1回決まる基準価額で取引されます。
ただし、注文を締め切った後に基準価額が公表されるので、購入前に価格を知ることができず、前日までの基準価額を参考にして購入する形になります。
とはいえ、投資信託の基準価額が1日で大きく変動することは稀なので、前日までの基準価額が分かれば十分です。
ETFの価格は、証券取引所が開いている時間帯は、時々刻々と変動します。
証券取引所は大勢の機関投資家やトレーダー、個人投資家が参加して商品を売買している市場で、ETFの価格は参加者の需要と供給によって変動します。
ETFの購入希望者が多ければ価格が上昇し、売却希望者が多ければ価格が下落するなど、ETFの価格は時々刻々と変動します。
しかし、ETFも一瞬で価格が大きく変動することは稀であり、希望の価格での注文が通らないほど大きく値動きすることはほとんどありません。
それでも価格が変動していると注文を出すのは難しい、と感じる方には投資信託がおすすめです。
(3)最低購入額
投資信託の最低購入額は証券会社によって異なりますが、1万円以上、1000円以上と指定されていることが多く、任意の金額分を購入できます。
また、SBI証券や楽天証券などのネット証券では、100円以上と少額でも購入できる仕組みとなっており、大きな金額を動かしたくない方でも安心して購入する事ができます。
一方、ETFは1口、2口と口数単位で購入するため、「この金額分だけ買いたい!」といった希望分を買い付けるのは難しいです。
1口あたりの代金は銘柄によって異なりますが、最低でも数万円程度の銘柄が多くなっています。
最低金額の差の大きさは、投資信託とETFの大きな相違点であると言えます。
(4)利益の自動再投資
投資信託やETFの運用によって得られた利益は、すぐに受け取りたい方と、再投資して複利効果でお金を増やしたい方の2パターンが考えられると思います。
再投資したい方が知っておきたいのが、投資信託は自動で再投資してくれる商品があるのに対し、ETFは自動では再投資されないので自分で再投資する必要があることです。
投資信託は「分配金あり」「分配金なし」の2種類の商品がありますが、「分配金なし」の商品を選べば、利益は投資会社によって自動で再投資されます。
一方、ETFは投資会社の方で再投資できないので、利益が分配金として支払われます。
再投資したい場合、投資家が分配金でETFを買って自身で再投資する必要があります。
利益の再投資をしたい方は、分配金なしの投資信託を選んだ方が手間が少なくなります。
(5)運用方法
投資信託・ETFの運用方法には、インデックス型とアクティブ型の2種類があります。
インデックス型は市場平均なみの収益性を目指す商品で、市場平均を大きく上回る利益を狙うのは難しいものの、市場平均よりも大きな損失が出るリスクが低く、ローリスク・ローリターンな設計です。
アクティブ型はインデックス型を上回る収益を目指す商品で、投資会社が収益性が高そうな銘柄を選んで投資します。
投資会社の運用がうまく行けば大きな利益が期待できますが、運用に失敗して市場平均よりも大きな損失を被るリスクもあるので、アクティブ型はインデックス型に比べるとハイリスク・ハイリターンな設計です。
投資信託には、インデックス型とアクティブ型の2種類があるので、好みの商品を選んだり、両方に投資をしてミドルリスク・ミドルリターンのポートフォリオを作ったりできます。
一方、国内で取引されているETFはインデックス型のみなので、ローリスク・ローリターンの投資をしたい人に向いています。
(6)コスト
インデックス型の投資信託とETFを比較すると、ETFの方がコストが少し低い傾向にあります。
投資信託やETFには、売買手数料や信託報酬(運用をプロに任せるための手数料)がかかりますが、これらはETFの方が若干安いです。
これは、ETFは実際に資産運用を行う投資会社に手数料を支払うのに対し、投資信託は投資会社に加え販売を行う銀行や証券会社にも手数料を支払うためです。
最近は投資信託もETFも売買手数料無料で購入できるなど低コスト化が進み、違いは気にならなくなりつつありますが、少しでもコストを節約したい方にはETFがおすすめです。
なお、アクティブ型は信託報酬がインデックス型よりも高い傾向があるので、アクティブ型の投資信託はインデックス型の投資信託やETFよりもコストが高くなります。
(7)つみたてNISA対象商品
投資の利益にかかる税金を節約できる制度として、「つみたてNISA」があります。
つみたてNISAとは、年間40万円までの投資をして得られた利益について、所得税・住民税が非課税となる制度です。
通常、投資で得られた利益には約20%の所得税・住民税がかかるので、これが節税できると大きな利益につながります。
投資信託とETFでつみたてNISAを利用しようとした場合、対象となっているETFの数は投資信託に比べて圧倒的に少ないです。
つみたてNISAの対象となる商品は金融庁が決めているのですが、2021年6月時点ではインデックス型の投資信託が167本、アクティブ型の投資信託が19本、ETFが7本となっています。
したがって、つみたてNISAを使うなら基本的には投資信託から選ぶことになります。
なお、銀行や証券会社によって取り扱っている商品は異なりますが、ETFの本数は非常に少ないので、投資信託から選ぶのが一般的です。
2.結局どちらに投資するべきか
投資信託とETFの違いはこれまで解説したとおりで、どちらにも長所・短所があります。
自分の目的に合った商品を選ぶのが大切ですが、自分に合った商品の選び方が分からず困っている、という初心者の方も多いでしょう。
そこで、この章では投資信託が向いている人の特徴と、ETFが向いている人の特徴を解説していきます。
自分を照らし合わせながら読み、投資信託とETFのどちらがより自分に合っているのかを考えていきましょう。
(1)投資信託が向いている人の特徴
まずは投資信託が向いている人の特徴を解説していきます。
以下の3つのうちどれかに当てはまる方は、投資信託の購入を検討すると良いでしょう。
- 少額で投資を始めたい
- つみたてNISAで節税したい
- アクティブ型の商品に投資したい
それぞれの特徴について、詳しく解説していきます。
#1:少額で投資を始めたい
少ない金額で投資を始めたい人には、投資信託がおすすめです。
SBI証券や楽天証券などネット証券では、100円から投資信託を購入できるので、少額で投資を始めたい人にぴったりです。
ETFだと1口数万円の銘柄が多いので、100円といった少額で投資することはできません。
また、投資信託はTポイントや楽天ポイントを使って購入することもできます。
現金を極力使わずに投資をしたい人には、ポイントを併用して投資信託を買うのもおすすめです。
#2:つみたてNISAで節税したい
つみたてNISAを使いたいなら、基本的には投資信託から選ぶことになります。
つみたてNISAは年間40万円までの投資によって得られた利益が非課税になる制度で、最長20年間利用できます。
つまり20年間で800万円までの投資が非課税になるので、長期で資産を積み立てたい人はつみたてNISAの利用で大きく節税できます。
よってつみたてNISAの利用はぜひ検討してほしいのですが、対象の商品のほとんどが投資信託です。
どうしてもETFに投資をしたいというこだわりがなければ、投資信託でつみたてNISAを始めましょう。
#3:アクティブ型の商品に投資したい
市場平均を上回るパフォーマンスを目指す、ハイリスク・ハイリターンな投資をしたいのであれば、アクティブ型の投資信託がおすすめです。
上述のとおり、投資信託にはインデックス型とアクティブ型の2種類があり、ETFはインデックス型のみです。
アクティブ型の商品に投資をしたいなら、投資信託から選ぶことになります。
アクティブ型の投資信託には、ひふみ投信のように順調に高い利益を出しており、人気の商品もあります。
ハイリスク・ハイリターンという性質は理解した上で、利回りを追求するならアクティブ型の投資信託から選びましょう。
(2)ETFが向いている人の特徴
次に、ETFが向いている人の特徴を解説していきます。
以下の3つのうちどれかに当てはまる方は、ETFの購入を検討すると良いでしょう。
- コストを節約したい
- つみたてNISAの枠を超えて投資したい
- 分配金を副収入にしたい
それぞれの特徴について、詳しく解説していきます。
#1:コストを節約したい
ETFの方が売買手数料や信託報酬が低い傾向にあるので、コストを節約したいならETFがおすすめです。
投資信託も低コスト化が進んでおり、ETFとの違いは小さくなっていますが、少しでもコストを節約したいならETFに軍配が上がります。
証券取引所に注文を出す方法を覚えるなどの手間はかかりますが、その分、手数料を節約できると考えて取り組むと良いでしょう。
少しでも手数料を抑えたい人はETFの購入をおすすめします。
#2:つみたてNISAの枠を超えて投資したい
つみたてNISAの枠を使い切った上で、さらに投資をしたいなら、ETFがおすすめです。
年間40万円の投資額の枠を使い切った方は、投資信託を中心に投資を経験してきた人が多いでしょう。
そこで次のステップとして、かかるコストが少ないETFでの投資を始めるのがおすすめです。
自分で証券取引所に注文を出すなどの手間はかかりますが、コストが低い分投資信託よりも利益が大きくなりやすいです。
非課税枠を使い切ってしまってそれ以上に投資をしたい方には、ETFの追加購入がおすすめです。
#3:分配金を副収入にしたい
投資で得られる利益を再投資せず、副収入にしたい方にも、ETFが向いています。
上述のとおりETFの利益は再投資されず、投資家の口座に分配金として入金されるので、副収入や年金代わりの不労所得になるからです。
投資信託にも再投資しないような商品がありますが、同じように分配金を手元に入れたいなら、やはり手数料の低さでETFの方をおすすめします。
投資信託で定期的に得られる利益をどのように扱いたいかによって、投資する商品を選ぶのも1つのポイントです。
まとめ
投資信託は非上場、ETFは上場という大きな違いがあるため、2つの商品には購入方法や最低投資額などの違いが生まれています。
どちらも投資会社のプロに運用を任せられる商品で初心者に向いているので、違いを理解して自分に合った方を選んで投資を始めましょう。
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