投資信託は複数持とう!リスクやリターンを管理する3つのポイント

「投資信託を複数保有するメリットとは?」
「投資信託を複数運用するべきか否かの判断基準を知りたい。」

投資信託は種類の選択肢が多く、そのため複数保有・運用するべきか否かと悩んでいる人は多いです。

実際のところ、異なる値動きをする資産を複数保有して運用する投資法は運用効率UPを狙うにあたり有効な戦略です。

ただし、複数の投資信託を組合せて保有する場合、適したアセットアロケーションを実現できないと失敗につながりかねません。

今回は、投資信託を複数保有するべきか否か、そして複数保有を考えるポイントやメリットを解説します。

長期・分散を意識しながら複数保有する投資スタイルで、資産形成を着実にステップアップさせましょう。

1.【確認】投資信託の基礎知識

投資信託を複数保有しようと思っている人の中には、収益の増加を考えている人やリスク分散を考えている人などがいるかと思います。

投資信託を複数保有することの是非を問う前に、一度投資信託の基礎知識をおさらいしておきましょう。

投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金にまとめ投資のプロが運用し、収益を投資家に還元する金融商品のことです。

投資信託のファンドは複数の投資商品から構成されているため、1口保有した時点で複数の商品に投資をしていることになります。

つまり、ある投資信託を1口保有している時点で、すでにリスク回避のための分散投資はできているのです。

投資信託の基礎知識を再度確認できたところで、投資信託を複数保有することはどうなのかということについて詳しく説明していきます。

2.投資信託は複数保有するのがおすすめ!

投資信託を保有するのは、投資収益の増加やリスク分散の観点からおすすめであると言えます。

ここでは、その理由を3つ説明します。

投資信託を複数保有するべき理由

  • 収益の増加が期待できる
  • 異業種の複数銘柄を保有するとリスクヘッジしやすい
  • 相場変動に冷静に対処できる

順に解説します。

(1)収益の増加が期待できる

値上がり傾向にある分野の投資信託を複数保有することで、収益の増加を期待することができます。

「値上がり中の投資信託の口数を増やせばいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、投資信託はファンドごとに商品の配分が違っているため、他のファンドを見ることもおすすめです。

例えばあなたが国内株式a~eそれぞれ20%から構成されているAという投資信託を1口保有しており、そこで国内株式aの価格が急上昇したとします。

この時、Aの保有を2口に増やせば収益は単純に2倍になりますが、ファンドの構成の内aの配分率50%のBという投資信託を購入すれば、前者に比べて収益を増やすことができます。

このように、投資信託を複数保有することで、収益を増加させることが可能なのです。

(2)異業種の複数銘柄を保有するとリスクヘッジしやすい

異業種の複数銘柄を保有することでリスクを軽減できるため、投資信託を複数保有することはおすすめです。

複数のファンドに投資をする際、値動きの傾向が異なるファンドを組み合わせることで、相対的に資産全体の価格変動リスクを低減させることができます。

投資信託は1つのファンドだけで複数の商品に投資をすることができますが、構成する商品が全て株式であるなど、同一商品で構成されたファンドも多く存在します。

そんな時、仮に日本の株価が全体的に下がってしまえば、そのファンドの価格は大きく下落してしまい、リスク回避をすることができません。

なので、例えば国内株式だけで構成されたファンドの投資信託と国内債券で構成されたファンドを同時に保持しておけば、仮に片方が落ち込んだ場合であっても損失を軽減することができるのです。

このように、ファンドごとの異なる値動きによって全体のリスクが相殺できるため、投資信託は複数保有するべきだと言えます。

(3)相場変動時の選択肢が増える

相場の変動があった場合の対応方法が増えることも、投資信託を複数保有するべき理由です。

例えば、投資信託を1本だけ保有している場合と5本保有している場合をイメージしてください。

相場下落時に1本だけ保有している場合にはその1本を保持するか、売却するかの対応しか取れませんが、5本保有している場合には3本を売却、2本は保有したままというような対応が可能になってきます。

投資信託は長期的な投資が基本ですが、実際に価格の下落が起こった際に1つだけのファンドを保持したままでいることは心理的に不安になることもあるでしょう。

そんな時、複数本保有しておけば相場変動に対して冷静に対処することができ、売買タイミングや利確や損切りなどについての選択肢の幅も広がります。

相場の変動が起こった時の選択肢を増やせるように、投資信託は複数保有しておきましょう。

3.意味のない複数保有を避けるためのポイント

投資信託は複数保有するべきですが、意味のない複数保有の仕方というものもいくつか存在します。

例えばインデックスファンドのように、別のものであっても同じ値動きをするようなファンドの複数保有にはあまり意味があるとは言えません。

値上がりした場合は単純に利益は増えますが単品保有の場合とリスクもリターンも基本的には変わらないため、それなら同じファンドの口数増加でも事足ります。

投資信託の複数保有を意味のあるものにするためには、以下のようなポイントに気を付けることが大切です。

投資信託で複数保有するときのポイント

  • 資産の分散
  • 国・地域の分散
  • 通貨の分散

順に解説します。

(1)資産の分散

投資信託を複数保有するときには、各ファンドを構成する商品の配分についてみるようにしましょう。

上記でも少し触れましたが、投資信託の投資対象には株式や債券、不動産などさまざまなものがあり、ファンドの構成が違うもの同士を複数保有することでリスクの分散やリターンの増加を期待することができます。

例えばある会社の株式の割合が50%のファンドと20%のファンドを同時に保有しておけば、その会社の業績が上がったときには利益が大きくなり、業績が下がったときの損失も他の銘柄でカバーすることが可能です。

また、株式と債券のなど異なる商品を対象にして分散投資をすると、商品間でリスクをカバーし合うことが可能なので、投資信託を複数購入するときは商品の配分を見ることが大切です。

1つの対象だけに投資するのではなく、性質の異なる複数の投資信託を組み合わせて保有して、安定したパフォーマンスを目指してください。

値動きの異なるファンドを見つけ方

値動きの異なるファンドを見つけるには、「相関係数」という統計指標を使います。

相関係数はある2つのデータの間にある関係を示す指標で、投資信託において相関係数はファンド間や指数との値動きの連動性を見る指標です。

プラス1~マイナス1までの値をとり、プラス1に近いほど似た値動き、マイナス1に近いほど逆の値動きになることを示します。

相関係数がマイナス1に近い、つまり相関性が低いファンド同士を組み合わせることで、分散投資によるリスク回避効果がより高くなるということです。

投資信託の複数保有でリスク回避を狙う場合は相関係数を利用して賢く投資を行いましょう。

(2)国・地域の分散

単一の国・地域だけでなく、複数の国・地域に広く分散して商品を選ぶようにしましょう。

投資信託は海外の金融商品から構成されているものもあり、国内の商品以外にもそのようなファンドを保有することでリスクやリターンを管理することができます。

例えばアメリカの株式が上昇トレンドであれば米国株式を対象にしたファンドに投資をしたり、数年後の成長を期待して新興国のファンドを購入したりするなどすれば、資産形成の幅が広がるでしょう。

また、外国の株式や債券については、投資対象国が先進国か新興国かによって大きく特性が異なり、一般的に前者が安定的、後者がハイリスクハイリターンだと言われています。

このように投資する国・地域を分散することで、特定の地域の情勢が悪化してマイナス影響を受けるなどのリスクを分散することができるでしょう。

(3)通貨の分散

投資信託は対象となる通貨を分散させることもできるので、複数保有をする場合はこちらも考えてみましょう。

投資信託には通貨選択型というものがあり、これはそのファンドが構成する商品だけではなく、為替レートの変動からも損益を生み出す投資信託です。

この投資信託は日本円だけではなくアメリカドルやオーストラリアドル、ユーロなどの為替取引の対象となる通貨でファンドを購入する事ができ、うまく利用すれば為替変動による利益の増加が期待できます。

また複数の通貨で保有しておくことで、例えば円の価格が下落した時にドルやユーロの上昇率で損益を相殺できるなどしてリスクの分散も可能です。

通貨を分散することで為替レートによるリターンの増加やリスクの分散などが期待できるため、投資信託を複数保有するときには通貨にも目を向けてみてください。

まとめ

投資信託を複数運用するべきか否か悩んでいる人に、複数保有を考えるポイントやメリットを解説しました。

長期運用が基本の投資信託では、異なる値動きをする資産を保有して複数運用する投資法は運用効率を向上させるための有効な戦略と言えます。

しかし、同じような配分や値動きのファンドの複数保有には、あまり意味がありません。

今回説明した3つのポイントを参考にしながら、投資信託を複数保有してリスクやリターンを効率的に管理していきましょう。

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