インデックスファンドとアクティブファンドの違い【メリデメを比較】

「インデックスファンドとアクティブブファンドのどちらを選ぶべき?」
「それぞれの違いについて詳しく知りたい。」

投資信託を始めたいけれどインデックスファンドとアクティブブファンドのどちらを選ぶべきか悩んでいませんか?

どちらも投資信託の一種ではありますが、実はそれぞれに特徴があって性質は全く違うものなのです。

今回は、インデックスファンドとアクティブファンドそれぞれの特徴を解説します。

それぞれメリット・デメリットがあることを理解して、自身にあったファンドや投資スタイルを選択するようにしてください。

1.投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドがある

投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります。

それぞれの違いは、簡単に説明すると以下の表のようになっています。

名前 インデックスファンド アクティブファンド
運用の方針 基準となる株価指数と同じ動きになる 基準の指数を上回るように運用する
メリット
  • 運用コストが安い
  • 良好なパフォーマンスが期待できる
  • 自分で運用せずに指数以上のリターンが期待できる
  • 投資のバリュエーションが豊富
デメリット
  • 商品の種類が少ない
  • 指数を上回るリターンがない
  • 運用コストが高い
  • ファンドマネージャーのスキルが成績を左右する
  • インデックスファンドには勝てないことが多い

インデックスファンドは上記の株価指数(ベンチマーク)と同じような動きをする運用を目指すファンドを指します。

ファンドの価格が指数と連動して動くことから運用の実態がわかりやすいため、初心者におすすめだと言われることが多いです。

一方、アクティブファンドはベンチマークを上回るような運用を目指したファンドです。

ベンチマークを上回るように、資産運用のプロであるファンドマネージャーが市場や個別銘柄の調査、分析を行い、その結果をもとに銘柄を選定して運用します。

独自の値動きをするために売買のタイミングなどが求められることから、中級者以上におすすめだと言われています。

両者にはそれぞれメリット・デメリットがあり、その違いを理解することででより効率的な投資スタイルを選択することが可能です。

2.インデックスファンドのメリット・デメリット

2つのファンドの内、まずはインデックスファンドのメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。

インデックスファンドは、指数(ベンチマーク)と同じような動きをする運用を目指すファンドであり、初心者におすすめだと言われていますが実際にはどうなのでしょうか。

インデックスファンドのメリット・デメリットは以下の通りです。

インデックスファンドのメリット
  • 運用コストが安い
  • 良好なパフォーマンスが期待できる
インデックスファンドのデメリット
  • 商品の種類が少ない
  • 指数を上回るリターンがない

以下で詳しく見ていきましょう。

(1)インデックスファンドのメリット

インデックスファンドのメリットには、主に以下の2つが挙げられます。

インデックスファンドのメリット

  • 運用コストが安い
  • 良好なパフォーマンスが期待できる

順に解説します。

#1:運用コストが安い

インデックスファンドの1つ目のメリットは、運用コストが安いことです。

投資信託は運用を投資の専門家に任せるため、信託報酬というものを支払う必要がありますが、インデックスファンドの場合はこの信託報酬が安いことが多いです。

インデックスファンドはベンチマークと同じような値動きをする商品をある種機械的に組み込めばファンドを構成することができるため、組み込む銘柄の調査などにそれほど手間がかかりません。

また、ファンドを構成してしまえば値動きはベンチマークと連動するため、売買のタイミングを見極めることも必要とせず、そもそも売買の回数も少なくなるため、時間や手間をかけずに運用することができます。

以上の特徴により、インデックスファンドは信託報酬などの運用コストが安いというメリットがあります。

#2:値動きを簡単に把握することができる

インデックスファンドの2つ目のメリットは、値動きを簡単に把握できることです。

例えば株式投資などでは、安定的な運用を目指すためには投資をする際に投資家自身が銘柄ごとの値動きや過去のデータを調べる必要があります。

しかしインデックスファンドであれば、値動きが日経平均株価やTOPIXなどの有名な指標と連動するため、価格に変動があればテレビや新聞、インターネットなどで簡単に情報を得ることができます。

仕事など他にやることが忙しくて値動きの動向を頻繁に見ることができないという方でも、インデックスファンドなら日々のニュースの中で値動きを知ることができるため、時間を気にせず気軽に始めることができます。

他の投資と比較して値動きを簡単に知ることができることは、インデックスファンドの大きなメリットです。

(2)インデックスファンドのデメリット

ここまではインデックスファンドのメリットを紹介しましたが、ここからはデメリットを紹介していきます。

インデックスファンドのデメリットは、以下の2つです。

インデックスファンドのデメリット

  • 商品の種類が少ない
  • 指数を上回るリターンがない

順に解説します。

#1:商品の種類が少ない

インデックスファンドの1つ目のデメリットは、商品の種類が少ないことです。

インデックスファンドは目安となるベンチマークと同じような運用結果を目指すという制限があるため、商品の種類が少なくなってしまいます。

アクティブファンドの場合は独自の値動きで運用するためファンドは多数存在しますが、インデックスファンドは指数に連動するという条件からアクティブファンドよりも商品が少なくなっています

指数に連動することを目指すインデックスファンドでは、商品の選択肢が相対的に少ない傾向にあります。

#2:指数を上回るリターンがない

インデックスファンドの2つ目のデメリットは、指数を上回るリターンがないことです。

指数に連動する運用を目指す以上、例えばある銘柄で爆発的な価格上昇があったとしても、インデックスファンドではその恩恵をあまり得ることができません。

また、いくら複数銘柄に分散投資をしてリスクを回避したファンドであっても、指数が下がればファンドそれと同様にファンドの基準価額も下がります。

そのためインデックスファンドでは一時的な相場変動に一喜一憂せず、あくまで「積み立てている」という意識のもと長期目線で取り組むことが大事です。

3.アクティブファンドのメリット・デメリット

アクティブファンドは独自の銘柄選択や資産配分により、株価指数等の動きを上回る投資成果を目標とする運用法です。

インデックスファンドと同じように、アクティブファンドのメリット・デメリットを紹介していきます。

アクティブファンドのメリット
  • 自分で運用せずに指数以上のリターンが期待できる
  • 投資のバリュエーションが豊富
アクティブファンドのデメリット
  • 運用コストが高い
  • ファンドマネージャーのスキルが成績を左右する
  • インデックスファンドには勝てないことが多い

インデックスファンドとはまた違った特徴があるため、しっかり性質を理解して自分に合ったものかどうかを確認しましょう。

(1)アクティブファンドのメリット

アクティブファンドのメリットは、以下の2つです。

アクティブファンドのメリット

  • 指数以上のリターンが期待できる
  • 投資のバリュエーションが豊富

順に解説します。

#1:指数以上のリターンが期待できる

アクティブファンドの1つ目のメリットは、指数以上のリターンが期待できることです。

投資信託はファンドの運用を投資の専門家に任せることができる投資手法ですが、このうちアクティブファンドであればベンチマークを上回る運用結果を期待することができます。

インデックスファンドが指数に連動する商品構成されている一方で、アクティブファンドは投資の専門家が膨大な情報を元に、高度な分析手法を用いて独自にファンドを構成します。

また、売買のタイミングなども臨機応変に対応するため、ベンチマークの価格が下がったとしてもアクティブファンドの価格は下がらずに持ちこたえるという可能性もあります。

投資の専門家の知識と対応力により、積極的な運用結果を目指すのがアクティブファンドの特徴です。

#2:投資のバリュエーションが豊富

アクティブファンドの2つ目のメリットは、投資のバリュエーションが豊富であることです。

インデックスファンドにはベンチマークとの連動という制限がありましたが、アクティブファンドの場合はその制限がなく独自の商品でファンドを構成することができるため、その分ファンドの数も多いです。

設定されている投資信託の9割程度はアクティブファンドであり、それぞれ運用の方法や投資対象のバリエーションなども数多く揃っています。

2021年3月現在4,000件を超えるアクティブファンドから選択することが可能なため、自分の運用目的に合ったものを見つけることができるでしょう。

(2)アクティブファンドのデメリット

ここからはアクティブファンドのデメリットについて解説します。

アクティブファンドのデメリットは以下の2つです。

アクティブファンドのデメリット

  • 運用コストが高い
  • ファンドマネージャーのスキルが成績を左右する
  • インデックスファンドには勝てないことが多い

順に解説します。

#1:運用コストが高い

アクティブファンドの1つ目のデメリットは、手数料や信託報酬など高い運用コストが必要であることです。

インデックスファンドと比べてアクティブファンドは独自の商品構成や運用方法をとるため、銘柄の調査や売買タイミングの見極めなどの手間が多くかかってしまいます。

またインデックスファンドよりもファンドの構成に関わっている専門家が多く、運用を担当するファンドマネージャー、企業調査専門のアナリストなど、多数の人に人件費が掛かってしまいまする。

そしてその運用コストはパフォーマンスにかかわらず発生するため、良好なパフォーマンスを得られないと手元に残る利益はわずかになってしまいます。

アクティブファンドは運用にかかるコストが高いということは覚えておきましょう。

#2:ファンドマネージャーのスキルが成績を左右する

アクティブファンドファンドの2つ目のデメリットは、ファンドマネージャーのスキルが成績を左右することです。

アクティブファンドではファンドマネージャーの選定基準に従い銘柄を選んで運用をします。

しかしファンドマネージャーはプロとは言えそれぞれ相場環境に得手不得手があり、相場の局面判断を外すと超過リターンを獲得することはできません。

アクティブファンドで良好なパフォーマンスを期待するなら、過去の運用成績を確認し、高いリターンが期待できるファンドを選択することが重要です。

#3:インデックスファンドには勝てないことが多い

インデックスファンドよりも高い運用結果を目指すアクティブファンドですが、現状ではアクティブファンドよりも、インデックスファンドの方が運用成績が良いことが一般的です。

アメリカの研究では、代表的な指数であるS&P500の運用結果に、およそ8割以上のアクティブファンドが敗北しているというデータがあります。

日本国内でも、60%以上のアクティブファンドがインデックスの結果を上回っていないというデータもあり、アクティブファンドはインデックスファンドに勝てないことが多いというのがわかります。

アクティブファンドは指数を上回る運用結果を目指しますが、基本的には勝てないことが多い、ということを覚えておきましょう。

4.インデックスファンドとアクティブファンドはどちらを選ぶのが良いのか

ここまでインデックスファンドとアクティブファンド、それぞれの特徴を解説してきましたが、結局どちらのファンドを選ぶのが良いのでしょうか。

投資をするときはそれぞれ目的や方針が存在すると思いますが、結局は自分に合った商品を選ぶのが一番です。

しかし、あえてどちらかを選ぶとするならばインデックスファンドをおすすめします。

インデックスファンドはベンチマーク以上の結果を得ることができませんが、コストが安く、自分で運用する必要もありません。

また、ほとんどの場合、インデックスファンドはアクティブファンドよりも運用結果が良いことが多いです。

(1)コツコツと資産を蓄えたいならインデックスファンド

コツコツと長期的に資産を蓄えたいと考えている方には、インデックスファンドをおすすめします。

上記で見たように、インデックスファンドはコストが低く、値動きの仕組みも分かりやすいため、長期的な投資にピッタリのファンドだと言えます。

コストや時間をかけずに仕事をしながら少しずつ資産形成を始めていきたい、という方にはインデックスファンドがおすすめだと言えます。

余剰資金の一部で投資を行って長期間解約するつもりがなければ、トータルの運用コストが安くすむインデックスファンドに投資をしましょう。

(2)積極的に収益チャンスを狙いたいならアクティブファンド

積極的に収益チャンスを狙いたいという方なら、アクティブファンドがおすすめです。

アクティブファンドはベンチマークを上回るような運用が期待されるため、上手くいけばインデックスファンドよりも高いリターンを得ることができます。

運用するファンドマネージャーの手腕に左右されてしまいますが、一度値動きが上がった時点で自分で売却してしまえば損失の心配はありません。

ある程度投資に時間を割くことができて、専門家だけではなく自分での積極的にチャンスを狙いたい、という方にはアクティブファンドをおすすめします。

まとめ

インデックスファンドは低コストで市場並みの運用成果を狙える一方で、アクティブファンドはより大きなリターンが獲得できる可能性があります。

自身の運用の目的やスタンスと照らし合わせて決めることが大切で、アクティブファンドを選ぶならファンドマネージャーの考え方に共感できるかといった視点でファンドを選んでみてはいかがでしょうか。

また、2つを併用することでお互いの短所を補うことができるため、長期投資で着実な資産形成を目指すには両方ともにバランス良く投資することも有効です。

自分に合った投資方法を見極めて、効率よく資産を増やしていきましょう。

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