
インデックス投資は失敗しない?初心者が陥るインデックス投資の罠を解説
「初心者ならインデックス投資がおすすめってよく聞くけど、どんな投資?」
「インデックス投資って必ず儲かる投資なの?」
このようにインデックス投資をすると儲かると勘違いしているのではないですか?
結論から言うと、インデックス投資でも失敗するケースはあります!
ここでは、インデックス投資の失敗について4つのポイントで紹介します。
この記事を読んで、インデックス投資のリスクを理解し、着実に利益を積み上げる知識を養いましょう!
Contents
1.【確認】インデックス投資とは何か?
インデックス投資の失敗のポイントを説明する前に、改めてインデックス投資とはどういったものかを説明しておこうと思います。
インデックス投資とはインデックスと呼ばれる市場の動きを表す指標に連動するような資産運用を目指す投資手法です。
インデックスの代表例として、日本では日経平均やTOPIX、アメリカではS&P500やNASDAQ(ナスダック)があります。
このインデックスを見ることで、今の株式市場はどのような状況かを判断することができるので、投資家にとって欠かせない指標となります。
ここではインデックス投資の仕組みやその価格について解説していきます。
インデックス投資を学ぶことで投資の幅が広がり、知識としても大切ですのでしっかり学んでいきましょう。
- 仕組み
- 基準価格について
順に説明します。
(1)インデックス投資の仕組み
インデックス投資はインデックスと連動した値動きを目指すように銘柄が配分されるため、一つの投資商品で複数の銘柄に分散して投資されます。
インデックスは株式以外にも債券、貴金属、商品などにも存在し、またインデックス自体も世界に1万以上あることが知られており、それぞれに連動した商品も多数あります。
初心者におすすめされる理由として、分散投資がされていることに加えて、市場全体の動きとなるため、新聞やテレビのニュースからでも情報が比較的集めやすいという点があります。
実際にインデックス投資をする場合は、投資信託やETF(上場している投資信託)で投資商品を買うことで始めることができます。
(2)インデックス投資の基準価格について
インデックスの価格は実際にはどのように設定されているのかを説明します。
基本的にはインデックスに組み込まれている企業の株価の合計÷企業数で計算されますが、現在は加重平均(値の重みを含めて平均を算出する方法)や算出者の一定のルールに基づいた計算がされています。
例えば日経平均の場合、代表する225社の株価の合計÷225で算出されますが、正確にはみなし額面による調整や除数の修正があるため、代表する225社の株価の合計÷249.66で計算されます。
これは株価が大きい銘柄の影響を調整したり、株式分割の影響を受けないように計算するために採用されました。
インデックス投資は自分で銘柄を組み込む必要がなく、インデックスに連動した投資商品を買うため、計算の必要はありません。
しかし、市場の値動き以上のリターンを見込む場合ポートフォリオの作成は欠かせませんので、理解しておくと参考にすることができる利点があります。
2.インデックス投資のデメリット
インデックス投資にはどのようなデメリットがあるのかを2つのポイントで解説していきます。
インデックスの投資リスクを理解しないまま運用してしまうと、思ったようなパフォーマンスが出ず、損失が発生してしまうこともあります。
インデックス投資のデメリットを理解することで、下落時のリスクにも強いポートフォリオやより利益を出せる組み合わせを形成することができます。
今までなんとなく買ってきた方は特に意識して理解しておきましょう。
- 大きなリターンを見込めない
- 売買がすぐに行えない
順に説明します。
(1)大きなリターンを見込めない
インデックス投資は市場の動きに連動することを目指しているため、年間の成長率や利回りが個別株に比べて小さくなりやすく、株式投資のように短期間に大きくリターンを得るのは非常に難しいです。
例えば、TOPIXに連動している投資商品を購入した場合、平均の利回りは1.43%であり、短期的に増やすには向いていません。
また、歴史的な不況に陥った時に市場全体が長期的な低迷をしてしまうと回復までに1年以上かかるケースもあり、過去に世界恐慌が起きた時には株価回復までに25年もかかったこともありました。
さらに、投資信託のインデックスファンドの場合、購入の際に発生する販売手数料や投資信託の管理・運用費用の信託報酬などの手数料がかかることも忘れてはいけません。
特に信託報酬にはファンドによってばらつきがあり、場合によっては2%以上も差し引かれるファンドも存在します。
インデックスの利回り以上に手数料が高いと損失となり、元本割れが起こることもあるので、インデックスファンドを選ぶ際は市場の平均利回りと手数料を必ず確認しておく必要があります。
(2)売買がすぐに行えない
投資信託のインデックスファンドの場合、解約注文から換金されるまでに期間が空きます。
投資信託の場合、申込をした後に約定(株の購入)が完了し、売買代金が決済されます。
平均的に2~3営業日かかり、週末や祝日があるとさらに日数がかかるため、すぐに換金する必要が発生したときには注意が必要です。
また、市場が暴落したときにいち早く損切りしたくても手続きに時間がかかり、希望する価格での売却ができないことがあるため、想定以上の損失も発生してしまうこともあります。
ネット証券会社の場合、あらかじめ約定日から受取日までどのくらい日数がかかるか明記されていることがあります。
投資信託のインデックスファンドを購入する際は、注文から売買されるまでの日数を必ず確認しましょう。
3.インデックス投資で失敗するパターン
インデックス投資のデメリットを解説しましたが、それでも比較的安全といわれる投資手法です。
しかし、インデックス投資で思ったように資産が増えていない、買ったけれどどのように保有し続ければよいのかわからないという方もいます。
なんとなくインデックスファンドを買っておけば儲かる、と勘違いしている方はどのような失敗のパターンがあるか理解したうえで投資を行いましょう。
ここでは主に3つの失敗パターンを紹介します。
インデックスファンドでうまくいっていない方はいずれかに当てはまっていないか確認し、ポートフォリオの組み直しを行いましょう。
- 長期的な継続をしない
- 投資商品を変える
- アセットアロケーションが適切でない
順に説明します。
(1)長期的な継続をしていない
インデックス投資は長期的な投資を前提として行われる投資手法です。
数年に一度は暴落が起きることもありますが、歴史的な長期視点で見ると株価は上昇傾向にあります。
長期視点でインデックス投資をしている場合、暴落時は買い増しのチャンスとして考えれますが、短期投資で大きなリターンを得たい投資家やトレーダーは、それを意識せずに損失が出た時にすぐ売却してしまうという失敗をします。
例えばリーマンショック時にはS&P500は最大50%も下落しましたが、現在S&P500は歴史的過去最高値を更新しているように、長期的に継続すれば利益を得る可能性が高いことがわかります。
インデックス投資を行う際は必ず長期的に保有することを前提に行いましょう。
(2)投資商品を頻繁に変える
頻繁に商品を変えてしまうと長期的な上昇の利益が得られずに失敗してしまいます。
インデックス投資は市場の動きに連動しているため、年単位での長期保有が前提となります。
利益の出ているインデックスファンドに頻繁に乗り換えるのは、本来インデックス投資が想定していることではありません。
短期的な市場の動きはインデックス投資においては考慮すべきでないため、一度保有した場合は上記のように長期保有すべきだと言えます。
もちろん、インデックスファンドの中には手数料が高かったり、構成銘柄が適切でないこともあるため、長期保有しておくべきでない商品もあるので、その場合はすぐに売却して適切な商品を選ぶ必要があります。
必ず購入前に銘柄の確認をし、様々な商品と比較して長期保有する覚悟で購入しましょう。
(3)アセットアロケーションが適切でない
アセットアロケーションとは、ポートフォリオの各資産をどのくらいの割合で配分するかを、各投資家個人のリスク許容度、パフォーマンスの目標や投資する期間によって調整する投資戦略です。
例えば株式だけではなく債券や不動産などの資産を保有したり、株式の中でも国内、米国、海外などの比率に多様性を持たせることで堅実な投資ができます。
インデックスファンドは一つの商品で幅広い銘柄に投資することができるので重宝されていますが、インデックスファンドだけでアセットアロケーションを構成してしまうと、株式の比率が高まるため偏りが生じてしまいます。
また、複数のインデックスファンドを購入した場合でも、実際にはアメリカのインデックスとしか連動していないこともあります。
特に日経平均はS&P500やNYダウと相関係数が高く、アメリカのインデックスが上がれば日経平均も上がり、その逆も同様にして起こります。
つまり複数のインデックスファンドを保有して分散していると思っていても、そのすべての価格が連動している場合、一つの価格が下がれば他もすべて下がってしまうのです。
実際には、保有している銘柄は他の銘柄とどの程度連動しているのかを最初に見積り、逆相関があるものを少し組み込むなど工夫が必要となります。
インデックスファンドを保有しているから安心という考えはアセットアロケーションとしても有効でないため、自分の資産管理は常にメンテナンスをしましょう。
4.初心者でも簡単にできる!インデックス投資以外の投資
インデックス投資のデメリットや失敗を解説しましたが、ここでは投資知識がない初心者でもすぐに始められる投資を紹介します。
近年は少額から始められて、さまざまな特色を持つ投資サービスが充実してきました。
通常株式投資を開始するには数十万円が必要になりますが、サービスによっては5,000円から始められる投資もあります。
いきなりインデックス投資は怖くて不安という方でも安心して開始することができます。
ぜひ気になったものから始めてみましょう。
- 不動産クラウドファンディング
- ソーシャルレンディング
順に説明します。
(1)不動産クラウドファンディング
少額のお金をたくさんの投資家から集めて、まとまったお金を運用会社が代表して不動産投資を行う投資です。
通常、不動産投資を行う場合、最低でも数百万円が必要となり、ローンなどを組まない場合は数千万円が必要になることもあります。
しかし、不動産クラウドファンディングはたくさんの投資家から少額を集めることで、少額でも不動産投資を行えるようになります。
サービスによって金額はそれぞれですが、平均して1万円から投資に参加することが可能なので、初心者でも安心して始めることができます。
インデックスファンドだけでは不安という方も、不動産クラウドファンディングはポートフォリオの多様性の一助を担ってくれるので、投資をすでにしている方でもおすすめです。
不動産クラウドファンディングについては以下の記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
また、不動産クラウドファンディングのおすすめサービスについてはこちらの記事をご覧ください。
(2)ソーシャルレンディング
できるだけ少ない金利でお金を借りたい企業と、リスクを考慮しても高い利回りの投資先を見つけたい投資家をネット上でマッチングさせるサービスです。
特に起業まもないベンチャーは銀行から融資が受けにくい場合もあったり、金利が高い影響で返済が難しいと悩んでいる企業はたくさんあります。
投資家はより高い利回りを実現している投資先を探しており、ソーシャルレンディングの平均利回りは5~7%と高めなので、最近注目が集まっています。
投資の手続きはすべてネットで完結し、投資金額も5,000円~1万円程度で始めることができるため、初心者でも安心して開始できます。
ソーシャルレンディングについては以下の記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
また、不動産クラウドファンディングのおすすめサービスについてはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
今回はインデックス投資のデメリットや失敗するパターンを解説してきました。
インデックス投資は投資家の間でも人気の高い投資手法ですが、必ず意識しておくべきリスクも存在しています。
何も考えずにただインデックスファンドを買うのではなく、しっかりインデックスファンドの商品の構成銘柄や他の保有している銘柄とどの程度影響しているのかを考えたうえで、年単位で長期保有するつもりで買う必要があります。
しかし、これらをいきなり初心者が実践することは難しいです。
今回紹介した不動産クラウドファンディングなど、知識がなくても安心して始められる投資もあります。
投資の勉強に時間を取りたくない方や、アセットアロケーションの多様性にも不動産クラウドファンディングはおすすめです。
ぜひ、さっそく始めてみましょう!
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