
【初心者向け】インデックス投資が儲からないと言われる4つの理由とは?
「インデックス投資は儲かるのだろうか……」
「将来の暮らしを良くできる投資なのか知りたい……」
と思うことはありませんか?
インデックス投資で儲かった話を聞くだけでは、自分でもできるか不安になりますよね。
そこで、本記事ではインデックス投資の前提を理解してもらい、儲からないと言われる理由を紹介します。
インデックス投資で儲ける人の特徴も解説するので、入金する際はぜひ参考にしてみてください。
すべて読めば、一般的なサラリーマンでも長期的な資産形成が進められ、老後2,000万円問題を見事に解決できるでしょう。
Contents
1.そもそもインデックス投資とは?アクティブ運用より儲かる可能性大
インデックス投資は、マーケットの動きを表す指数と連動した運用成績を狙うインデックスファンド(投資信託)に投資する手法です。
指数とは、特定の銘柄を集めて値動きを1つに計算したもので、以下のような種類があります。
- 日経225(日経平均株価)
- TOPIX(東証株価指数)
- S&P500
- ダウ平均株価
例えば、日経225は東証一部上場企業の中から日本経済新聞社が選んだ225社の株価を平均した価格です。
1つの企業の成長に価格が左右されにくいので、企業より国の経済成長に期待して投資します。
インデックス投資で高い利回りを狙うのは難しいですが、比較的ローリスクに4〜7%の利回りを目指せます。
#1:多くのインデックスファンドはアクティブファンドより優秀
投資信託は、インデックスファンドとアクティブファンドに分かれます。
【インデックスファンドとアクティブファンドの比較】
インデックスファンド | アクティブファンド | |
狙う利回り | 指数と同等 | 指数を上回る |
買う銘柄 | 指数と同じ | 徹底した調査と分析で優良銘柄を厳選 |
運用コスト | 低い | 高い |
指数と連動する成績を狙うインデックスファンドに対して、アクティブファンドは指数を上回る成績を目指します。
しかし、運用コストが高いアクティブファンドがインデックスファンドに勝つのは難しいです。
アクティブファンドは銘柄の厳選で人件費が高くつきますし、インデックスファンドが不調でも空売りなどの技術を使って運用成績アップを目指すため、取引回数が増え手数料がかさみます。
そのため、高い運用成績を出してもコスト分の利回りが低くなります。
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が発表するSPIVAというアクティブファンドの運用成績がインデックスを上回っているかをチェックしたレポートを見てみましょう。
1〜10年の期間で見て、多くのアクティブファンドがインデックスよりパフォーマンスが低い結果が出ています。
インデックスファンドの成績を上回るアクティブファンドはありますが、事前に見つけるのは難しいでしょう。
2.インデックス投資が儲からないと言われる4つの理由とは?
インデックス投資は、投資対象としておすすめです。
アクティブファンドの成果を上回ることも多く、投資初心者でも平均的なリターンを狙えます。
では、アクティブ投資より優秀な成績で運用しやすいはずのインデックス投資が、なぜ儲からないと言われるのでしょうか?
その理由は以下の4つです。
順番に詳しく解説します。
(1)短期的な利益が期待できない
インデックス投資は、短期的に見ると儲かりません。
利回りが4%のインデックスファンドに100万円預けても、1年後には104万円です。
一方で仮想通貨やFX、バイナリーオプションで100万円運用するなら、1年で100万円から500万円になることもあります。
実際に2021年のビットコインの価格は、1年以内に5倍以上の価格に跳ね上がりました。
【ビットコインのチャート】
出典:bitFlyer
インデックス投資では、ビットコインのように短期間で爆発的には儲かりません。
ただし、短期的に儲かる投資商品は1日にして資産の大半を失うリスクもあるので、要注意です。
成功するには非常に高度な専門知識が必要になります。
(2)途中で投資をやめてしまっている
途中で投資をやめてしまうとインデックス投資は儲かりません。
インデックス投資は、10年以上の長期に渡る積立が前提だからです。
以下のような儲かっていないタイミングで投資をやめてしまう人がいます。
- 一時の暴落に絶えきれなくなった
- 2〜3年続けてみたけれど微々たる利益しかない
- 1年目の運用成績がマイナスだった
これではインデックス投資の前提が崩れているので、ほとんど儲からないでしょう。
チャートを見れば、過去30年間の平均リターンが9.3%のS&P500でさえマイナスの年があると分かります。
出典:楽天証券
ただし、2021年現在まで高値を更新し続けているので、長期的に投資していた人は儲かっています。
(3)分散性が高い投資方法である
1つのインデックスファンドへの投資は、分散投資になります。
S&P500に連動するインデックスファンドであれば、米国の主要企業500社に投資しているからです。
分散性が高い分、1つの企業の株価高騰による収益は落ちてしまいます。
例えばS&P500に含まれるアップルの株価が2017〜2021年の間に5倍近くになったから、S&P500の値動きも5倍とはいきません。
分散投資している500社の株価の影響を受けているのが理由です。
【アップルの株価】
多くの企業に分散して投資するためリスクは抑えられますが、大きく儲かることもなくなります。
(4)ファンド選びを間違っている
インデックス投資では、ファンド選びが重要です。
長期的に伸びる指標を選べないと、投資を続けても資産が増えません。
また良い指標を選べたとしても、手数料が高いファンドを選んでしまうと儲かりにくいです。
インデックス投資は大きなリターンが狙えないため、0.5〜1%の小さく見えるコスト差が資産形成に影響します。
試しに毎月5万円の積立を20年間続けたとして、最終に残った金額を比べてみました。
同じ金額を投資したにもかかわらず、最終的に220万円ほどの差が生まれています。
優秀な指数を選べたとしても、手数料が高ければ儲かりにくいです。
3.インデックス投資は長期的には儲かりやすい
インデックス投資は長期的には儲かりやすい投資方法です。
成長している国の指数に連動する優良ファンドのチャートは、10年や20年単位で見るとほとんど右肩上がりになっています。
具体例として世界を代表する指数のS&P500の値動きを確認してみましょう。
S&P500は世界的に強い企業が多いアメリカの中でも、厳しい基準で選ばれた企業が集まる指標です。
【S&P500のチャート】
ITバブルの崩壊やリーマンショック、コロナショックの時期など、一時的に株価が暴落するタイミングもありますが、しっかりと持ち直しています。
そのため、S&P500に連動するファンドに投資し続けた人は、資産形成に成功しているでしょう。
2021年頃に話題になった早期リタイアの達成者は、一度の波に乗って儲けたのではなく10年以上の間インデックス投資を続けた人が多いです。
4.投資の経験が少ない人はインデックス投資がおすすめな5つの理由
投資経験が少ない人にインデックス投資をおすすめする理由は、以下の5つです。
それぞれ解説します。
(1)少額から分散投資ができる
インデックス投資は、少額から投資ができます。
少額からでもはやい時期から投資をはじめれば、複利の力によって資産が増えやすいです。
月3万円の余剰資金があるとしましょう。
3年間貯金し続けた場合は手元に108万円、4%の利回りで運用した場合は手元に114万円残ります。
3年間で6万円は少なく感じるかもしれませんが、期間が長くなるにつれてどんどん差が広がります。
【月3万円の運用比較】
貯金 | インデックス投資 | 資産の差額 | |
5年 | 180万円 | 200万円 | 20万円 |
10年 | 360万円 | 440万円 | 80万円 |
15年 | 540万円 | 740万円 | 200万円 |
また、インデックス投資は分散投資になっている点もポイントです。
個別株と比べてリスクが低いので、安定した資産形成ができます。
(2)投資初心者でも平均的なリターンを狙える
インデックス投資は、少ない専門知識でも平均的なリターンを期待できます。
投資するファンドを決めるのが投資初心者であっても、連動する成績を目指す指標に選ばれる企業はプロが決めているからです。
例えばS&P500であれば、以下のような基準で銘柄が選ばれています。
- 時価総額が61億ドルを超えている
- マーケットで流通している株式比率が50%以上
- 直近の4四半期の利益がプラス
さらに、株式を保有する比率にも状況によって変わります。
S&P500のポートフォリオは加重平均型で調整されているため、時価総額が高い銘柄の保有比率が高いです。
インデックス投資は個別株のように自分自身だけの知識で銘柄やポートフォリオを選ばなくても良いので、初心者でも平均的なリターンを狙えます。
(3)時間や手間がかからない
インデックス投資は、以下2つの理由で少ない時間と手間で投資できます。
- 個別株投資ほどの専門知識がなくても良い
- 積立は自動化できる
個別株投資は、企業ごとに経営状況を把握するための会計知識や売り買いのタイミングを見極める投資理論の知識が必要です。
一方でインデックス投資は、1つの企業を深く分析する必要はなく、積立を続ける前提なので買いのタイミングはシンプルです。
売りに関しては、4%ルールがあります。
1998年のトリニティ大学の研究によると、1926〜1995年までの70年間を対象に資産の取り崩し率が4%なら、30年後に資産が残っている確率は96%という結果が出ています。
そのため、引退時までにインデックスファンドに積立投資をし、引退時の資産の4%を定額で取り崩すことで、資産を減らさずに生活できる可能性が非常に高いです。
ただし、トリニティ大学の研究の前提である以下の2点は把握しておいてください。
- 米国株と米国社債のインデックスファンド
- ポートフォリオは株式:債権=5:5
また、口座によってはファンドを選び設定するだけで自動積立ができるため、投資に手間がかかりません。
(4)投資タイミングは測らなくてOK
インデックス投資は投資タイミングを測る必要がありません。
10年以上の長期で見て右肩上がりになることが前提だからです。
1〜2年スパンでベストな投資のタイミングを見極めようとすると、永遠に投資が始まらず機会損失になります。
そして、1週間や1ヶ月の値動きは誤差の範囲内です。
(5)税金がかかりにくい
頻繁に売買を行わないインデックス投資は、税金がかかりにくい投資方法です。
株式投資で得た利益に対しては、20.315%が課税されます。
売買が多い投資方法は売る度に税金を支払うので、支払う税金が多いです。
また、インデックス投資は以下の優遇税制の対象となっています。
- つみたてNISA
- iDeCo
つみたてNISAは、投資総額800万円までの分配金や譲渡益が課税されません。
iDeCoは運用益を非課税で再投資でき、掛金は所得控除となるので支払う所得税と住民税の金額を抑えられます。
インデックス投資は、比較的に税金がかかりにくい投資方法のうえに、優遇税制が使えるため税法上有利です。
5.インデックス投資で儲ける人の特徴4選
最後に、インデックス投資で儲ける人の特徴を4つ紹介します。
それぞれの項目をしっかり意識して資産形成を成功させましょう。
(1)自分のリスク許容度を知っている
どんな投資をする際にも自分のリスク許容度の把握は必要です。
リスク許容度を超える投資をすると、感情的になり誤った判断をしやすくなります。
以下のような項目でリスク許容度は変わるので、なるべく正確に把握してください。
- 年齢
- 家族構成
- 性格
- 収入
自分のリスク許容度が分からなければ、初心者におすすめのインデックス投資でも失敗します。
(2)入金力が高い
入金力が高い人ほどインデックス投資で儲かりやすくなります。
同じ4%の利回りでも元本の大きさに比例して利益が大きくなるからです。
- 元本100万円なら年間4万円
- 元本1,000万円なら年間40万円
- 元本1億円なら年間400万円
インデックス投資が少ない専門知識でも成功できるメリットを活かして、余った時間で稼ぐ力を伸ばすことをおすすめします。
(3)どんなときも投資を続ける
インデックス投資で儲けた人は、どんなときでも投資を続けています。
株価が上がっているときはもちろんですが、株価が下がっても積立をやめません。
インデックス投資は一度の好景気に乗るのではなく、好景気と不景気を繰り返しているうちに大きな資産が作れる投資方法です。
節約や収入アップを意識して、不景気を乗り越えられる家計を作りましょう。
(4)年に1〜2回はリバランスしている
インデックス投資は基本的に放置でOKですが、年に1〜2回のリバランスは必要です。
リバランスとは、値動きによって崩れたポートフォリオを理想の形に整えることです。
出典:日本シティ銀行
長期間リバランスをしないとリスクとリターンのバランスが崩れてしまいます。
引退時の暴落によるダメージが大きく働く期間が伸びてしまうこともあるので、定期的なリバランスは欠かせません。
6.まとめ
インデックス投資が儲からないと言われる理由は、以下の4つです。
- 短期的な利益が期待できない
- 途中で投資をやめてしまっている
- 分散性が高い投資方法である
- ファンド選びを間違っている
ただし、内容をしっかり理解して長期目線で投資し続ければ、インデックス投資は初心者でも儲けやすいです。
以下の特徴に当てはまる投資をおすすめします。
- 自分のリスク許容度を知っている
- 入金力が高い
- どんなときも投資を続ける
- 年に1〜2回はリバランスしている
インデックス投資は長期的に儲かる可能性が高いので、要点を理解してコツコツ積立投資をしていきましょう。
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1年目 | 300,000円 | 321,000円 |
2年目 | 300,000円 | 342,000円 |
3年目 | 300,000円 | 363,000円 |
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