
インデックス投資で1,000万円の壁を超える方法!その後の戦略も解説
「インデックス投資で1,000万円作るのに必要なお金や期間が知りたい……」
「どうすればインデックス投資で資産1,000万円に到達できるだろうか……」
と思うことはありませんか?
インデックス投資が長期的な投資方法とはいえ、目標達成までの計画を立てることは大切です。
そこで、本記事ではインデックス投資で資産1,000万円に到達する方法を紹介します。
まずは積立額や投資期間をシミュレーションし、外せないポイント4つを解説します。
しっかり目標設定を行い、投資を活用して1,000万円を作り上げましょう。
Contents
1.インデックス投資で資産1,000万円到達にかかる時間
想定利回りごとに、資産1,000万円到達に必要な期間と積立額を見ていきましょう。
【インデックス投資のシミュレーション】
4% | 5% | 6% | |
10年 | 67,912円 | 64,399円 | 61,021円 |
15年 | 40,635円 | 37,413円 | 34,386円 |
20年 | 27,265円 | 24,329円 | 21,643円 |
25年 | 19,450円 | 16,792円 | 14,430円 |
インデックス投資の利回りの相場は4〜7%ほどなので、10年で1,000万円を作るなら月6〜7万円の投資が必要です。
年収の目安は550万円以上となります。ざっくり計算すると手取りが410〜440万円です。
支出を年間300万円に抑えると年間100万円以上自由に使えるので、月7万円投資しながら現金も貯められます。
そのため、年収550万円以上の方なら、インデックス投資10年で1,000万円は難しくありません。
逆に、平均年収もしくは平均年収以下の収入の場合、20〜25年にわたる長期積立がおすすめです。
国税庁によると平均年収は467万円、手取りは350〜373万円になります。
年間300万円の支出でも、無理なく投資に回せるのは2万円ほどでしょう。
インデックス投資で資産1,000万円は、25年かければほとんどの人が達成できる目標です。
2.インデックス投資で着実に1,000万円を作る4つのポイント
「年収は高くないけれど1,000万円作るのに25年も待てない……」という人は、以下4つのポイントを意識してください。
資産1,000万円に到達するまでの期間を、5〜10年以上も短縮できます。
(1)倹約してお金を貯める
最初にやるべきは、倹約してお金を貯めることです。
月2〜5万円ほどなら稼ぐより倹約で余裕を持たせるほうが即効性があります。
上司に交渉しても来月から給料は上がりませんし、副業するにもスキルを身につける時間が必要です。
一方で倹約は、今日から誰でもできるメリットがあります。
倹約のコツは、以下のような大きな固定費から削ることです。
- 家賃
- 保険
- 車
- 通信費
- 光熱費
- 税金
一度手間をかけるだけで手元に残るお金が増え続けます。
逆に、以下の小さな倹約は面倒なので、生活に不満を感じやすくかなかな続きません。
- 食費を削る
- 安く買えるスーパーを探す
- 節水節電
- 趣味に使うお金
まずは、住む場所を変えたり不要な保険を解約したりして、固定費を削っていきましょう。
本当に必要ないものに関しては、食費や趣味の倹約も考えます。
(2)働いてお金を稼ぐ
インデックス投資で1,000万円作るためには、少しでも多くお金を稼ぐことが大切です。
入金力が資産形成のスピードを大幅に上げてくれるからです。
利回り4%で月5万円の投資を続けると資産1,000万円到達まで12年10ヶ月ですが、同じ利回りでも月15万円投資できれば5年1ヶ月で済みます。
無駄使いが多い人以外は、月10万円もの倹約は生活に支障をきたすでしょう。
しかし、月収を10万円増やせば生活や心が豊かになります。
具体的には以下3つの戦略がおすすめです。
- 今働いている会社で評価を上げる
- 待遇が良くなる転職先を探す
- 副業してプラスアルファで稼ぐ
スキルアップを目指し自分の評価を上げると、給料アップだけでなく転職活動時に有利です。
資格取得制度などの福利厚生を最大限利用して、市場価値を高めてください。
転職にはリスクがありますが、転職活動はノーリスクです。
待遇が良い会社で内定が出ない場合、今働いている会社で働き続ければ問題ありません。
また、本業収入のおかげで副業は失敗しても大丈夫なので、今まで勉強したかったことや好きなことに挑戦できます。
(3)知識をつけてお金を守る
倹約と労働で蓄えたお金はしっかり守る必要があります。
高額な情報商材を売りつけられたり投資詐欺に騙されたりすると、お金を一瞬で失います。
投資詐欺の例は、月利3%(年利36%)で元本保証を謳っている案件です。
以下の基礎知識があれば、詐欺だと見抜けます。
- 元本保証の投資商品は限られている
- アメリカを代表するS&P500の平均利回りは9.3%(1991〜2021年)
- 投資の神様のウォーレン・バフェットでさえ平均利回りは20%ほど
元本保証の投資商品である定期預金の利回りは0.01%ほどです。
さらにアメリカの優秀なインデックスや投資の神様をも上回る利回りが、元本保証で成立するわけがありません。
しかし、投資詐欺は最初だけきっちりと配当が出るため、途中で気づくのは難しいです。
自分だけは特別だと思い込まずに、正しい知識を身につけて投資商品を見ていきましょう。
特に投資が儲かる風潮になる好景気の時期は要注意です。
(4)投資でお金を増やす
お金に余裕ができれば、インデックス投資でお金を増やします。
ポイントは優良なインデックスファンドを選び、投資を続けることです。
インデックス投資は長期的な資産形成に向く方法なので、気長に投資する必要があります。
ただし、メリットが大きく非常に優秀な金融商品です。
- 少ない専門知識で平均的なリターンが狙える
- 基本放置でOKなので、手間がかからない
- 比較的に税金を取られにくい投資方法である
インデックス投資の特性をしっかりと理解できていない方は、投資をはじめる前に以下の記事をご一読ください。
インデックス投資で失敗しない知識身につく内容です。
3.インデックス投資で1,000万円到達後のシミュレーション
1,000万円の壁を超えた後、インデックス投資での資産形成はどんどん楽になります。
なぜなら、元本の金額と複利の力が資産を大きくするからです。
毎月5万円を年利5%で運用した場合、1,000〜3,000万円になるまで以下の期間がかかります。
最初の1,000万円作るためには13年かかっていますが、1,000〜2,000万円までは7年、2,000〜3,000万円までは5年です。
資産1,000万円を持つ頃には、次章で紹介するインデックス投資家の強みが伸びているので、さらに資産形成のスピードが上がります。
4.資産1,000万円到達後に実感するインデックス投資家の強み
老後2,000万円問題を受けて、1,000万円を手に入れても不安を感じる方が少なくありません。
とはいえ、インデックス投資でコツコツ1,000万円の資産を手に入れた人には以下の強みがあります。
それぞれ解説します。
(1)収入と支出のバランスが最適化されている
インデックス投資で1,000万円作った人は、きっちり収入の範囲内で自分らしい生活ができます。
収入の範囲内で暮らすのは当たり前と思うかもしれませんが、できない人はたくさんいます。
例えば、一括で支払えなかったり今すぐほしいものがあったりして、借金をする人です。
信用を管理するJICCの統計情報によると2020年の時点で約1,000万人がカードローンを利用しています。
日本の総人口は1.2億人ほどなので、12人に1人の割合です。
リボ払いを含むと、さらにたくさんの人が借金に頼っていることがわかります。
宝くじで1,000万円当てた人は、収入を超えたお金を使ってしまう傾向があり、老後破産が心配です。
一方で、収入と支出のバランスが最適なインデックス投資家は、お金に余裕が生まれ続けます。
(2)誘惑に負けない
インデックス投資家は、お金が貯まってからも誘惑に負けません。
世の中にはインデックス投資より儲かりそうな話や投資手法がたくさんあります。
しかし、月3〜5万円の投資をコツコツ続けて資産1,000万円に到達した人は、以下の失敗パターンに陥りません。
- 景気が良いから儲かりそうなビットコインに投資してみる
- 家賃保証だから不勉強なまま不動産投資をはじめる
- 手元にあるお金を全額投資してしまう
インデックス投資家は、投資のリスク・リターンが見合っていることを知っています。
そのため、儲かりそうな話に飛びつかず、安定した資産構築が可能です。
(3)投資以外のスキルも積み上がっている
インデックス投資で得られるスキルは投資だけではありません。
投資だけで資産を増やしたい場合、インデックス投資ではリターンが足りないからです。
少なくとも1,000万円作るため重要な以下2つのスキルが身についています。
- 倹約スキル
- 稼ぐスキル
引退時に老後に必要とされる2,000万円に到達しなくとも、倹約して稼ぎ続ければ満足できる生活が可能です。
実際に内閣府の調査によると、65歳以上の労働者数は年々増えています。
とはいえ、インデックス投資で3〜5年分の生活費はある人と資産がなくて働かざるを得ない人では、心の持ちようが違います。
「年金の受け取りを遅らせてフルタイムで働く」「年金+副業収入で資産の取り崩しを押さえる」など、資産がある人の老後の選択肢は広いです。
(4)さらに資産が増える習慣がある
インデックス投資で1,000万円作った人は、すでに資産が増えていく習慣があります。
必要なときに取り崩そうとインデックス投資をはじめたのに、必要なときが来ない可能性が高いです。
以下の理由で積立の継続より取り崩すほうが難しい状況になるでしょう。
- お金が貯まる家計管理ができている
- 引退後も稼ぎ続けるスキルがある
- 退職金がもらえる
- 投資を続ける収入がある人は平均以上の年金を貰える人が多い
- 一度作った資産を減らしたくない心理が働く
- 資産を増やすことに快感を覚えている
そのため、孫へのプレゼントや友人とのスポーツなど、より充実するお金の使い方ができます。
インデックス投資で1,000万円を作るために培ったスキルや習慣は、資産以上の価値があります。
5.資産1,000万円到達後におすすめの投資方法
最後に、インデックス投資で資産1,000万円を達成した後に、おすすめの投資方法を紹介します。
インデックス投資を経験して、他の投資に興味を持った人はぜひチャレンジしてみてください。
(1)高配当株投資
高配当株投資は、配当金を目的として株式を購入する投資方法です。
キャッシュフローを強化したい人に向いています。
インデックス投資の弱点は取り崩すタイミングまで、生活が良くなっている実感が湧かないことです。
一方で、高配当株投資は完全な不労所得として月数万円の収入を得られ、目に見えて生活が楽になります。
さらに、配当金目当てなので株価の変化に一喜一憂する必要はありません。
株価が下落傾向でも連続で増配している企業もあるからです。
ただし、高配当株投資はインデックス投資よりもたくさんの専門知識が必要です。
- 簿記
- 証券分析
- ポートフォリオ作成
インデックス投資の継続中に株式投資への関心が高まったなら、高配当株投資をはじめてみてはいかがでしょうか?
資産総額とキャッシュフローを同時に強化できます。
(2)不動産投資
不動産投資は、家賃収入と売却益の両方が期待できる投資方法です。
良い物件を選べば、高配当株投資より高い利回りで不労所得に近い収入が得られます。
そして、金融機関から融資を受けてレバレッジの効いた投資が可能です。
インデックス投資で1,000万円の壁を超えた方なら、ワンルームだけでなくマンション一棟も所有できます。
しかし、不動産投資には以下のデメリットがあるので、十分な勉強量が必要です。
- 優良物件を買うために手間がかかる
- 失敗しても簡単に撤退できない
- 時間が経つと物件価値は低下するので、出口戦略が難しい
不動産投資で成功すると、実物資産を持てるうえにキャッシュフローを大幅に強化できます。
(3)ヘッジファンド
ヘッジファンドは、どんなときでも利益を追求するファンドです。
市場全体が暴落しても、先物取引や信用取引などの手法を駆使してプラスの成績を狙います。
リーマンショックのような大暴落時に利益を上げたファンドもあり、富裕層の分散投資先として人気です。
さらに、以下の画像のとおり、他の金融商品よりローリスク・ハイリターンと言われています。
とはいえ、デメリットもあり万人ができる投資方法ではありません。
- 最低投資額が1,000万円以上
- 優良なファンドを買うのが困難
- 複雑な商品が多い
余剰資金が1,000万円できて最低投資額に達した時期にヘッジファンドに投資するのは、基本的にNGです。
1億円以上の資金があり、1,000〜2,000万円くらいは少額だと思えてからの投資をおすすめします。
6.まとめ
利回り4%で手堅く資産形成する場合、インデックス投資で1,000万円の壁を超えるためには、以下の投資額と期間が必要です。
- 67,912円の積立を10年間
- 40,635円の積立を15年間
- 27,265円の積立を20年間
- 19,450円の積立を25年間
倹約や収入アップの努力も合わせると、よりはやく資産1,000万円に到達できます。
その過程で以下のような強みも磨かれるので、市場の暴落にも負けず豊かな引退生活が可能です。
- 収入と支出のバランスが最適化されている
- 誘惑に負けない
- 投資以外のスキルも積み上がっている
- さらに資産が増える習慣がある
投資への関心が高まった方は、十分な知識を身に着けたうえで高配当株投資や不動産投資にもチャレンジしてみてください。
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