3,000万円でセミリタイアはできる? ポイントや考え方を解説!

「早い段階でセミリタイアして悠々自適に生活したい」
「セミリタイアするには3,000万円くらいあればできるのだろうか?」

セミリタイアして生活したいと考えている方の中には、このような想いや疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。

実は、3,000万円でもセミリタイアは可能です。

この記事では、3,000万円でセミリタイアできる理由や、セミリタイアするためのポイント、考え方について解説します。

この記事を読んでいただければ、セミリタイアへの目標に向けて具体的な計画を立てられます。

セミリタイアを目指している方はぜひ参考にしてください。

1.セミリタイアして生活する2つの仕組み

セミリタイアするためには、一にも二にもお金が必要です。

さらにはお金と上手に付き合っていく必要があります。

ここからはセミリタイアして生活する以下2つの仕組みについて見ていきましょう。

セミリタイアして生活する2つの仕組み

それぞれ解説します。

(1)貯金を取り崩して生活する

セミリタイアして生活する仕組みの1つ目は「貯金を取り崩して生活する」です。

一定の貯金があることで、新たに稼ぐことなく生活できます。

では、いくらの貯金があればセミリタイアして生活できるのでしょうか。

独立行政法人労働政策研究・研修機構が公表している「ユースフル労働統計-労働統計加工指標集-」によると「大学・大学院を卒業し、フルタイムで正社員を続けた場合の60歳までの生涯賃金(退職金を含まない)」は、男性で約2.7億円、女性で約2.2億円となっています。

2~3億円の貯金があれば働かずとも生活できることがわかりましたが、2~3<億円の資産を貯めるのは宝くじにでも当たらなければ難しく、現実的ではありません。

この記事のメインテーマでもある3,000万円で考えてみましょう。

仮にセミリタイア後の生活費が月々20万円であれば、3,000万円の貯金があることで12.5年生活できる計算になります。

12.5年は生活できるものの、この状態でのセミリタイアは難しいでしょう。

人生100年時代と言われ、長生きする人が多くなる現代では、3,000万円の貯金を取り崩して生活するのは現実的ではありません。

特に若い世代の方にとっては、貯金を使い切った後の人生の方が長いでしょう。

老後であれば問題ありませんが、若い世代の方にとって貯金を取り崩して生活するセミリタイアはおすすめできません。

(2)資産運用で収益を得る

セミリタイアして生活する仕組みの2つ目は「資産運用で収益を得る」です。

貯めたお金を運用することで得られる収益をもとに生活します。

資産運用と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。

資産運用の例
  • FX
  • 投資信託
  • 不動産

世の中には様々な資産運用方法がありますが、大きく分けて2つに分類されます。

資産運用の種類
  • キャピタルゲイン
  • インカムゲイン

キャピタルゲインとは日本語で「売買差益」と呼ばれるもので、株の短期売買やFX、不動産売買が該当します。

インカムゲインとは「資産を保有していることで得られる利益」を指し、株や債券の配当金、不動産の賃料収入が該当します。

キャピタルゲインとインカムゲインについて解説しましたが、セミリタイアするにあたってキャピタルゲインでの収益はおすすめしません。

株やFXのような取引は短期的に大きな利益を得られる可能性がある反面、失うリスクもあるためです。

株やFXの短期トレードで大損をしたという話を、誰しも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

セミリタイアではお金を失うと生活が回らなくなります。

安定的に収益を生むためにも、高配当株や賃料収入などのインカムゲインをもとに生活の基盤を作っていきましょう。

2.3,000万円の資産運用で得られる収益

キャピタルゲイン投資はリスクが高くセミリタイア後の投資としては不向きなため、インカムゲインをもとに解説します。

3,000万円を元手にした、インカムゲインによる資産運用で得られる収益の目安は下記の通りです。

3,000万円の資産運用で得られる収益の目安
  • 税引前:年間150万円(利回り5%
  • 税引後:年間120万円(利回り4%

金融庁のタイプ別資産運用スタイルでは、リスクを抑えながら老後に備えたい人の運用利回りを3%、高いリターンも狙いたい人の運用利回りを8%としてシミュレーションしています。

セミリタイア後にリスクの高い投資はおすすめできませんが、低い利回りでは生活できないでしょう。

そのため、この記事ではリスクと利回りのバランスを踏まえて5%で設定しています。

実際に使えるお金は税引後のため、3,000万円を運用することで年間120万円、月に10万円程度の収益を得られます。

利回り4%を高いと感じるか、低いと感じるかは人それぞれですが、銀行の普通預金の金利が0.001%であることを考えると高いと利回りと言えるでしょう。

3.3,000万円でセミリタイアできる人の2つの特徴

3,000万円を運用することで月に10万円程度の収益が得られます。

つまり月10万円で生活できる人であれば3,000万円でセミリタイアできることがわかりました。

しかしながら、月10万円で生活できる人は多くありません。

現在月に10万円以上の支出がある方は、月の支出を10万円以内に抑えられるか不安もあるでしょう。

ここからは3,000万円でセミリタイアできる人の2つの特徴を解説します。

3,000万円でセミリタイアできる人の2つの特徴は下記の通りです

3,000万円でセミリタイアできる人の特徴

それぞれ見ていきましょう。

(1)生活費が低い

3,000万円でセミリタイアできる人の特徴1つ目は「生活費が低い」です。

3,000万円で得られる収益は月に10万円程度のため、生活費が低くなければ生活できません。

東京であれば家賃だけで大半が消えてしまうでしょう。

どこに住んでいようとも税金や社会保険料は必要になるため、その他の部分で生活費を削る必要があります。

極端に生活費を抑えるため、生活費を抑えることにストレスを感じない人でなければ3,000万円でのセミリタイアは難しいでしょう。

(2)高価な買い物をしない

3,000万円でセミリタイアできる人の特徴2つ目は「高価な買い物をしない」です。

月に10万円程度しか使えるお金がないため、高価な買い物はできません。

ブランド品はもちろんながら、家電などのまとまったお金が必要になるものは計画的に購入する必要があります。

また、ローンを組むのが難しくなる傾向にあるため、車や家などローンを組まなければ購入できないものは諦めざるを得ません。

「高価な買い物はしない」という方であれば、月10万円の生活費でもやりくりできるでしょう。

4.自分にあったセミリタイア資産を知る3つのポイント

ここまでの解説で、3,000万円でセミリタイアできると感じた方も、自分にはできなさそうと感じた方もいるでしょう。

ここからは自分にあったセミリタイア資産を知る3つのポイントについて解説します。

セミリタイアという目標を達成するために、支出を最大限に削りストレスが溜まってしまうのでは本末転倒です。

自分にあったセミリタイア資産を知り、豊かなセミリタイアを目指しましょう。

自分にあったセミリタイア資産を知る3つのポイントは下記の通りです。

自分にあったセミリタイア資産を知るポイント

それぞれ見ていきましょう。

(1)支出を細分化する

自分に合ったセミリタイア資産を知るために、支出を細分化しましょう。

支出を細分化して管理することで、生活するための目安がわかり、必要資産を逆算できます。

必要資産を求めるステップ
  • 生活費や娯楽費など支出を細分化する
  • 無駄な支出を削る
  • いくらあれば生活できるのかを知る
  • 逆算して必要資産を考える

自分が月にいくらの支出があるのかを把握できていない方も多いのではないでしょうか。

この機会に支出を細分化して見直してみましょう。

(2)ライフイベントを考慮する

自分に合ったセミリタイア資産を知るために、ライフイベントを考慮しましょう。

ライフイベントとは、結婚や出産、自宅の購入など人生におけるターニングポイントとなり得るイベントです。

ライフイベントを考慮することで、長い人生の計画を立てられます。

ライフイベントの例
  • 結婚する予定はあるか
  • 子どもは何人ほしいか
  • 子どもの教育費はいくらかかるか
  • 親の介護は必要か

このように、これから起こり得ることや、希望を踏まえてセミリタイアを検討することで、セミリタイアに必要な資産を考えられます。

ライフイベントについて考えたいものの、どのタイミングでいくらかかるのかわからないという方は、ファイナンシャル・プランナーに相談するのもおすすめです。

(3)自分の価値観を知る

自分にあったセミリタイア資産を知るために、自分の価値観を知りましょう。

自分の価値観について深く考えずに、憧れだけでセミリタイアを目指してしまうと、思わぬ落とし穴に落ちてしまいます。

セミリタイアの失敗例
  • 生活費を極限まで減らしたが、幸福感がない
  • 本当はもっと物にあふれた生活がしたかった
  • 何もやることがなく日々が退屈

理想のセミリタイアをするためにも、自分の価値観を知り、セミリタイア後にいくらの収入があると幸福な生活ができるのかを考えましょう。

セミリタイアを目指す人が押さえるべき3つのポイント

セミリタイアを目指す人が抑えるべきポイントは3つあります。

それぞれ見ていきましょう。

(1)資産運用は損する可能性もある

大前提として、資産運用は損する可能性もあります。

投資に絶対はなく、リスクとリターンは表裏一体の関係にあるのです。

資産運用のリスク
  • 高配当株が下落する
  • 不動産の価格が下がる
  • 賃借人が入らず空き家になる

インカムゲインを得るために購入したにもかかわらず、株や不動産本体の価格が下落し、最終的には元本割れで損をしてしまうことも。

賃料収入を期待して購入した不動産に賃借人が入らず、空室で賃料を得られないこともあるでしょう。

このように、損をする可能性があることを前提に資産運用しなければなりません。

そのため、生活費をギリギリ賄える投資資金だけでは不安があります。

一時的にでも損失が発生してしまうと、生活費が賄えなくなってしまいます。

1年間は何もせずとも生活できる余裕資金を蓄えたうえでの投資がおすすめです。

(2)お金を貯めつつ投資の勉強をする

セミリタイアするためには、お金を貯めつつ投資の勉強をしなければなりません。

投資には必ず勝ち負けがあります。

少額でもいいので負ける感覚も身につけなければ、いざという時に慌ててしまい適切な対処ができないでしょう。

投資の勉強をし、知識を身につけたうえで投資をしなければなりません。

そのためにも、セミリタイア資金を貯める過程で、少額でもいいので投資をしましょう。

失ってもダメージの少ない金額で投資をすることで、投資の知識も深まります。

投資の勉強例
  • 高配当株の購入
  • 外国株の購入
  • 債券の購入

>残念ながら本を読むだけでは、あまり知識は身につきません。

デモトレードなどもありますが、自分のお金を投資する怖さや緊張感を知るためにも、リアルのお金で取引してみることをおすすめします。

(3)いつでも稼げるスキルを身につける

安心してセミリタイアするためには、いつでも稼げるスキルを身につけましょう。

いつでも稼げるスキルを身につけることで、セミリタイア後に予期せぬトラブルが発生した場合でも対応できます。

セミリタイア後のトラブル例
  • 急な支出が必要になった
  • 投資で大損した

このような状況に対応するためにも、いつでも稼げるスキルを身につけましょう。

特に若いころは金融資産への投資だけでなく、自己投資が大切です。

若いころに様々な知見やスキルを身につけることで、その後の人生の幅も広がり、収入にも良い影響を及ぼすためです。

自己投資をすることで、仕事のパフォーマンスもあがり、セミリタイア資金も早く稼げるようになるでしょう。

現代はスマホやパソコン1つでお金を稼げる時代です。

基本的な生活費を資産運用で賄い、娯楽費を自分で稼ぐなど、自分独自のセミリタイアのスタイルを確立するのもいいでしょう。

このようなスタイルの場合、通常のセミリタイアよりも低い資金でセミリタイアのような生活が可能です。

何にせよ、セミリタイア後も自分で稼げるスキルがあることで安心に繋がります。

まとめ

3,000万円でセミリタイアできる理由や、セミリタイアするためのポイント、考え方について解説しました。

3,000万円でのセミリタイアは生活費を抑えられる人や、高額な買い物をしない人には達成可能です。

しかしながら、月10万円の支出に抑えて生活するのは簡単ではありません。

セミリタイアを目指す方は、必ず自分にあったセミリタイア資金を知り、できる限りリスクを排除しながらセミリタイアを目指しましょう。

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