
FIREしたい投資初心者に投資信託をおすすめする4つの理由【具体例つき】
「FIRE達成に投資信託はおすすめ?」
「どんな投資信託ならFIREに近づける?」
と疑問に思いませんか?
FIREするために投資は必須ですが、どんな方法でやればいいのか迷いますよね。
結論、投資初心者がFIREを目指すなら投資信託がぴったりです。
本記事では、投資信託をおすすめする理由や成功するための心得を紹介します。
優良な投資信託の例までお伝えするので、FIREを目指す方はぜひ参考にしてください。
すべて読めばぼったくり投資信託を回避でき、効率的な資産運用ができるでしょう。
Contents
1.そもそも投資信託(ファンド)とは?
投資信託(ファンド)は、多くの投資から資金を集めて大きな資金をつくり、プロがまとめて運用する金融商品です。
商品そのものを指したり投資法人を投資信託と呼んだりするため、わかりにくいと感じる人もいるでしょう。
集めた資金は複数の株式・社債・不動産などに投資し、運用収益はそれぞれの投資額によって還元されます。
安全なイメージですが、元本保証ではありません。
また1万円ほどから投資がはじめられ、積立であれば数百円から投資できる商品もあります。
投資信託は以下2種類あることは押さえてください。
- インデックス運用…日経225・TOPIXなどの指数に連動する設計の投資信託
- アクティブ運用…目標となる指数を上回るように運用する投資信託
インデックス運用はローリスク・ローリターン、アクティブ運用はハイリスク・ハイリターンと言えます。
2.FIREを目指す投資初心者には投資信託をおすすめする4つの理由
投資初心者がFIREを目指すなら、以下4つの理由で投資信託がおすすめです。
ぞれぞれ詳しく説明します。
(1)資産額が小さくてもはじめやすい
少額から投資できるのは、投資信託の大きなメリットです。
年収が低い段階からFIREを目指せるからです。
例えば、満額が年間40万円のつみたてNISAで投資信託をはじめるとします。
毎月3万円程度の積立を継続すれば年収250万円でも満額利用でき、22歳で社会人1年目から資産運用をはじめるにも現実的です。
年収アップにしたがって積立額を増やせば、よりFIRE達成に近づくでしょう。
さらに、はやめに積立を開始すると複利運用でき効率よく資産を増やせます。
FIRE達成には以下の3ステップは必須です。
- 支出を削る
- 収入を増やす
- 投資をする
全力で収入アップを目指すのは大切ですが、収入の低さを理由に投資の先延ばしを続けるならFIRE達成はありません。
そのため人生のはやい段階で少額から資産を積み立てられる投資信託は、FIREを目指す投資初心者におすすめです。
(2)投資にかける労力が少ない
投資信託はプロが運用してくれるため、資産形成にかける労力が少ないです。
つまりFIREを達成するための年収アップに使える時間が増えます。
使える資金が増えればローリスク・ローリターンな投資でも資産形成ができるので、より安定したFIREを目指せるでしょう。
個別株と比べると、投資信託は銘柄選びの必要がありません。
インデックスファンドなら日経225やS&P500などに含まれている株式を全て買うようなものです。
日経225連動であれば日本の経済状況、S&P500連動であればアメリカの経済状況を見れば良いので、比較的少ない勉強量で資産運用できます。
一方で個別株なら企業の決算や財務状況の細かい分析が必要です。
FIRE達成者のなかには個別株投資をすすめる方も多く魅力的な投資方法ではありますが、かける労力の大きさは否めません。
(3)リスクが分散する
投資信託は複数の金融商品を扱うため、リスク分散が可能です。
日経225に選ばれている1社に投資した場合、その株式の値動きが自分の資産額にダイレクトに影響します。
企業が倒産して所有する株式が無価値になるケースもあるでしょう。
一方で日経225に連動する投資信託であれば、1社だけ暴落や倒産をしてもほかの企業が好調なら問題ありません。
そして債権やコモディティのような株以外の金融商品にも、手間をかけずに分散投資できます。
ただし投資信託でどのようなリスク分散をできるか知るには、目論見書を読み込むのが大切です。
(4)メンタルが原因の失敗が起こりにくい
投資信託は初心者がやりがちなメンタルが原因の失敗をしにくくなります。
- 値上がりが続いたから積立をやめてしまった
- 暴落して夜も眠れないほど不安になった
- 損失を取り返したくなって無茶な金額を投資してしまった
上記の失敗が起こる原因は、自分のリスク許容度を知らないからです。
そしてほとんどの人は稼ぎたい気持ちでリスク許容度を高く見積もる傾向があります。
資金が100万円だとして、「70万円まで減っても大丈夫と思っていたのに90万円になってパニックになった……」というのはよくある話です。
そこで投資信託なら1日1回しか時価がわからないので、売買する前に暴落の影響を受け入れて冷静に判断する時間がとれます。
少額からから積み立てると資産の推移も少ないため、慎重にリスク許容度を図りながら投資経験を積めるのもポイントです。
時価をリアルタイムで確認できるETF(上場投資信託)や個別株に挑戦するのは、正確なリスク許容度を把握してからでも遅くありません。
そもそも自動積立を設定すれば、手間なく感情を入れずに積み立てができます。
3.FIREするために知るべき投資信託の7か条
プロに資産運用を任せられる投資信託は、一見勉強しなくても稼げそうに見えます。
しかしほとんどの投資信託は合法のぼったくりとも言われ、なかには詐欺まがいの商品もあるので注意しなければなりません。
FIREを目標に良い投資信託を選びたい方は、最低限以下の7つを押さえてください。
それぞれ詳しく説明します。
(1)利回りの基準を知る
まず投資詐欺に引っかからないために、ざっくりと利回りの基準を知ることが大切です。
長期投資における利回りの相場は、現実的に4〜7%ほどだと覚えてください。
- 『株式投資の未来』によると、1900年~2003年の103年間における米国株式の平均利回りは6〜7%
- 『株主への手紙』によると、1965~2017年における投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットの平均利回りは約21%
利回りが低すぎれば投資する価値がありませんし、利回りが高すぎれば「何か裏があるのではないか?」と疑うべきです。
利回りの基準を知っている人は、高利回りの投資信託を見たときにその理由を考えるので、詐欺やぼったくりを回避できます。
#1:ほとんどの投資詐欺の手法はポンジスキーム
ポンジスキームとは出資金を運用せずに配当し、持ち逃げする詐欺手法です。
例えば、1年後に30%の利回りを約束して5人から100万円ずつ合計500万円集めたとします。
本当に30万円ずつ配当すると、詐欺師の手元には350万円残るうえに出資者は稼げると思い込んで増資するでしょう。
ポンジスキームでは、このように集まる資金膨らませてから持ち逃げします。
しかし実際に配当が出るため、知識がない出資者は騙されてからしか気づきません。
もし途中で怪しいと思った場合、途中で全額返金の要求をおすすめします。
ほかの出資者に気づかせないために受け入れられるケースがほとんどです。
詐欺にかかるとFIREが大きく遠ざかるので、利回りの基準や手法を理解して必ず回避してください。
(2)何に投資しているのかチェックする
目論見書を見るときは、必ず何にどのくらい投資しているのかチェックしてください。
投資信託がどのくらいのリスクを追っているのか理解するためです。
金融商品には以下のような種類がありますが、それぞれのリスク・リターンは異なります。
- 株式
- リート
- 債権
- 保険
- コモディティ
優良な投資信託は何に投資しているのかわかりやすいものがほとんどです。
以下のeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の目論見書が良い例でしょう。
金融商品に投資する割合が一目見て理解できます。
出典:楽天証券
一方で、目論見書を読んでも難しい言葉の羅列で何に投資しているのかわからない投資信託も多数あります。
何に投資するのかも理解せずに投資信託を選ぶと、手数料を搾取される可能性が高いです。
(3)手数料が安い投資信託を選ぶ
効率よく資産を増やしたいなら、手数料が安い投資信託を選ぶことが大切です。
投資信託の主な手数料は、以下の3種類があります。
投資信託の手数料 | 説明 |
購入時手数料 | 購入時にかかる手数料 |
信託報酬 | 投資信託の管理や運用の報酬として毎年支払う手数料 |
信託財産保留額 | 解約時にかかる手数料 |
とくに毎年支払う信託報酬に注目です。
利回りが5%で運用できても信託報酬で2%近くとられると、実質利回りは3%になります。
そして購入時手数料が3%分あれば初年度の利益はありません。
具体的な数値をあげると、信託報酬は1%でも高いと言えます。
楽天の運用タイプ別ランキングから、手数料が安い投資信託と高い投資信託をピックアップしました。
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)…0.154%
- ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型)…1.727%
出典:楽天証券
出典:楽天証券
以下の2つに当てはまる投資信託は、手数料が高くなりがちです。
- ランキング上位
- アクティブファンド
まずランキングで上位に表示される理由は、成績優秀だからではなく投資信託を買った人が多いからです。
広告費と人件費をかけて売れば手数料が高くても売れますし、手数料で稼げるのは投資家ではなく金融機関です。
また指数に連動するインデックスファンドに対して、アクティブファンドは徹底した調査や分析を行っておりコストがかかります。
それでもインデックスファンドをこえるリターンを出せるアクティブファンドが少ないので、初心者にはおすすめできません。
(4)トラッキングエラーの大きさも意識する
インデックスファンドに投資する場合、トラッキングエラーの大きさを意識してください。
トラッキングエラーとは、目標にしている指数と実際の利回りの差です。
例えば日経225に連動するインデックスファンドに投資するなら、日経225が6%上昇しているのに実際の利回りは5%だった場合、トラックングエラーは1%となります。
- 解約者に払い戻す現金
- ファンドの監査費用
- 株式の売買手数料
- 為替手数料
- 運用する人の人件費
トラッキングエラーはゼロにはなりませんが、その大きさは優良な投資信託かどうか判断する基準になります。
(5)毎月分配型の投資信託は避ける
毎月分配型の投資信託は、特別分配金・タコ足配当と呼ばれる分配方法に問題があります。
本来分配金は利益が出たときに投資家に分配するものです。
100万円を年利5%で運用し利益となる5万円を投資家に分配するなら、長期的な分配が見込めるので問題ありません。
しかし毎月配当型は利益がなくても分配するので、基準価額が下がっていきます。
投資信託の一口あたりの値段
例えば100万円を1年間運用して95万円になっても5万円分配します。
これでは運用資金が90万円に減ってしまうだけでなく、預けたお金を返してもらっているだけなのに手数料をとられるのと同じです。
もちろん長期的に見て配当が減っていきます。
(6)運用期間にも注目する
残りの運用期間が短い投資信託は長期的な資産運用に向きません。
利益が小さく手数料が割高になるからです。
1年後に終了する投資信託で利益を得ても、FIRE達成にはほとんど近づきません。
運用期間に関しては、以下の2つが設定されています。
- 設定日…運用を開始した日
- 償還日…運用が終了する日
少なくとも償還日が無期限もしくは償還日まで十分な期間がある投資信託を選んでください。
さらに運用期間が長く成績優秀ならベターです。
(7)つみたてNISAやiDeCo対象の投資信託は失敗しにくい
投資信託を買うなら、つみたてNISAやiDeCoの対象となる商品がおすすめです。
なぜなら5,000以上ある投資信託から金融庁が優良なものを厳選しているからです。
選定基準の厳しさから、つみたてNISAやiDeCo対象となる投資信託は全体の1%もありません。
FIRE達成のために最も大切なのは、大きく失敗しないことです。
投資の知識や経験が浅い人ほど、つみたてNISAやiDeCo対象の投資信託から資産運用をスタートしてみてください。
4.FIREを目指す人におすすめの投資信託3選
FIREするために知るべき投資信託の7か条を踏まえて、おすすめの投資信託を3つ紹介します。
どんな内容の投資信託があるのか参考になれば幸いです。
(1)eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
「eMAXIS Slim バランス」は以下8つの資産クラスに12.5%ずつ投資します。
- 国内株式
- 先進国株式
- 新興国株式
- 国内債券
- 先進国債券
- 新興国債券
- 国内リート
- 先進国リート
バランス型ファンドのメリットは、さまざまな投資先に分散投資できることです。
どの資産クラスが優秀かは毎年変わりますが、バランス型であれば平均的な利回りが期待できます。
そのためリスク許容度が低い方におすすめです。
購入時手数料はノーロードであり、信託報酬は0.154%と高水準になっております。(参考:楽天証券)
(2)eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
「eMAXIS Slim 全世界株式」は、MSCIオールカントリーワールドインデックスに連動するインデックスファンドです。
米国の大型株と中型株を中心に先進国・新興国の約3,000銘柄に投資しています。
世界全体を対象とし時価総額が大きい国への投資比率が上がる仕組みなので、成長する国や企業への投資を取りこぼしません。
そのため2021年に勢いがあるのは米国ですが、数年後に新興国が経済的に成長してもおいしい利益が期待できるでしょう。
購入手数料はノーロードであり、信託報酬は0.1144%とコスト面でも優秀です。(参考:楽天証券)
(3)VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
「VT」は「eMAXIS Slim 全世界株式」と同じく全世界に投資できます。
しかし、連動する指数はFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスです。
さらに投資先は小型株も含み、約8,000銘柄とカバー範囲が広くなっています。
また「VT」はETF(上場投資信託)であり売買タイミングや配当金再投資の自由度が高いので、投資に慣れてから検討するのがおすすめです。
信託手数料は0.08%と一般的な投資信託よりもコストがかかりません。
5.まとめ
以下4つのメリットから、FIREを目指す投資初心者には投資信託がぴったりです。
- 資産額が小さくてもはじめやすい
- 投資にかける労力が少ない
- リスクが分散する
- メンタル原因の失敗が起こりにくい
投資信託はプロに任せられるから全く勉強がいらないわけではありません。
利回りの相場や投資先、リスク許容度など最低限の知識は押さえてください。
はじめての投資信託なら、金融庁が厳選したつみたてNISAやiDeCo対象商品から選ぶのがおすすめです。
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