FIREを目指す5つのステップとは?節約から投資まで全過程を公開!

「FIREを目指すにはどんな行動が必要?」
「何からはじめれば良いのかわからない……」

とお悩みではありませんか?

結論から言うと、FIRE達成に必ず必要なステップは以下の5つです。

FIREを目指す5ステップ

  1. 目標を決める
  2. 支出を最適化する
  3. 収入を増やす
  4. 貯めたお金を投資で増やす
  5. 十分な資産形成ができたらFIREする

そこで本記事では、それぞれの段階で何をすれば良いのかお伝えします。

すべて読めば、FIREを目指す道筋を理解し今日から行動をはじめられるでしょう。

1.FIREを目指すステップ1:目標を決める

まずは自分にとってのFIREを定義して、目標資産額を設定します。

そもそもFIREとは「Financial Independence, Retire Early」の略で、経済的自立による早期退職のことです。

一般的には40歳くらいでリアイアして悠々自適に過ごすイメージが強いですが、経済的自立の定義は人によって違いFIRE後のライフスタイルも変わります。

主に以下2つを踏まえて、目標資産額を見積もってみてください。

FIREの難易度を変える要素

  • FIRE後のライフスタイル
  • FIREする年齢

FIREを目指す目標資産額の1つの回答は「生活費の25年分の資産を用意する」です。

4%ルールと呼ばれ、投資額の4%以内で生活できれば30年後も元本が減らない可能性が95%というデータに基づいています。

具体的には年間支出が400万円で全て運用益でまかなう場合、1億円の資産が必要です。

しかし最低限の生活費だけを運用益でまかない、贅沢に使うお金を働いて稼ぐならFIREに必要な金額は下がります。

さらに正社員で50代後半からのFIREであれば、退職金や年金を計画に折り込みやすくより安定したFIREが実現可能です。

2.FIREを目指すステップ2:支出を最適化する

FIREを目指す過程で収入を増やすのは不可欠ですが、支出の最適化を優先します。

ほとんどの場合、収入の増加とともに支出も増加し投資や貯蓄に回せないからです。

対策としては、ざっくりと予算を立てて家計簿をつけることをおすすめします。

支出を最適化するには、まず自分が何にどのくらいお金を使っているのか知り改善点を見つけるのが大切です。

まずは支出の10%の貯蓄からはじめてみてください、

具体的な支出を最適化する方法を5つ紹介します。

支出を最適化する方法

  1. 固定費を抑える
  2. ムダ使いを減らす
  3. できる限り税金を見直す
  4. 不要な保険に入らない
  5. 高金利な借金は厳禁

順番に解説します。

(1)固定費を抑える

固定費を抑えるメリットは、一度削れば効果が継続する点です。

状況に左右されず節約が成功し成果が明確なので、FIREを目指すモチベーションアップにもつながります。

まずは銀行の引き落としやクレジットカードの明細をもれなくチェックしてみてください。

固定費の例

  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 通信費
  • サブスクリプションサービスの費用

固定費を削るポイントは、最低限のクオリティを維持しつつ安い商品を探すことです。

例えば通信費を削る方法は格安SIMへの乗り換えが主流になっています。

しかし、節約を重視するあまり以下のデメリットに大きなストレスをかかえれば節約は続きません。

格安SIMの一般的なデメリット

  • 屋内でつながりにくい
  • データ使用量が少ない
  • 混雑時の通信速度が遅くなりやすい

そのため「乗り換え先サービスが住んでいるエリアで使えるか?」などのリサーチは必須です。

一方であまり行かないスポーツジムや見ないNetflixのような生活に影響なく入退会自由なサービスは、サクッと解約しましょう!

(2)ムダ使いを減らす

次に固定費以外の支出でムダ使いを減らします。

習慣化している買い物のなかで、不要なものが見つかればベストです。

不要な買い物の例

  • 中途半端に高いブランド洋服
  • スーパーで夕食のついでに買うお菓子
  • 休憩時間に買って退勤時に飲み干せていないコーヒー
  • 夜にコンビニで買うジュースや夜食
  • 利益なく楽しくもない付き合い

UNIQLOやGUなどのファストファッションブランドが安かろう悪かろうの時代は終わりました。

ブランドが好きなのではなく機能性重視であれば、一度試着してみるのがおすすめです。

ヒートテックやエアリズムなどの有名インナーだけでなく、アウターやボトムスまで安く高品質な商品がそろっています。

とくに冬物は1万円単位での節約も可能です。

(3)できる限り税金を見直す

不要な生活費を節約できれば、できる限りの節税を試してみてください。

FIREを目指すには年収を高めるのが必須ですし、年収が高い人ほど大きな節税効果を発揮します。

サラリーマンの生涯賃金にはさまざまなデータがありますが、おおむね2〜3億円です。

なかでも所得税や住民税で支払う金額は2,000万円にのぼります

以下2つの節税方法を利用し、手取りをなるべく増やすのが賢い選択です。

サラリーマンの節税方法

  • ふるさと納税
  • 青色申告

ほかにも保険料控除や住宅ローン控除がありますが、お得に使える人が限られるため詳しくは紹介しません。

投資に関係するつみたてNISAやiDeCoに関しては、「FIREを目指すステップ4:貯めたお金を投資で増やす」を参考にしてください。

#1:ふるさと納税

ふるさと納税とは、地方自治体への寄付によりメリットが得られる制度です。

ふるさと納税の特徴

  • 実質負担額は2,000円
  • 地方自治体への寄付額に応じて翌年の所得税・住民税から控除が受けられる
  • 寄付した地方自治体から返礼品がもらえる

例えば、ある地方自治体に年間6万円寄付すれば、指定された返礼品がもらえて5.8万円分が翌年の税金から控除されるイメージです。

返礼品の種類は食品や日用品など自治体によってさまざまです。

ただし寄付できる金額や控除上限額はそれぞれ違うので、ふるさと納税サイトでチェックする必要があります

代表的なふるさと納税サイト

  • さとふる
  • ふるなび
  • ふるさとチョイス
  • 楽天ふるさと納税
  • ANAのふるさと納税

控除を受けるには確定申告またはワンストップ特例制度を使った手続きが必要なため、その点はご注意ください。

#2:青色申告

サラリーマンでも副業で一定条件を満たせば、青色申告による65万円控除が受けられます

さらに経費計上もあわせると、節税効果はかなり大きくなります。

青色申告の条件

  • 不動産所得または事業所得があること
  • 事業にかかる取引を一般簿記により記録すること
  • 貸借対照表と損益計算書を確定申告書に添付して法定申告期限内に提出すること

参考:国税庁 青色申告の特典

65万円の控除を受けて35万円の経費計上が認められたとすると、(100万円×税率)の節税が可能です。

住民税と所得税あわせて税率20%なら年間で20万円、30年続けると600万円も多く資産が残ります。

とはいえ、副業収入が雑所得ではなく事業所得として認められたり税務署への書類提出したりと複数のハードルを乗り越えなければなりません。

FIREを目指すほどの資産を形成するモチベーションがある方なら、青色申告を使える立場になる可能性は十分あるので勉強と行動あるのみです。

(4)不要な民間保険に入らない

FIREを目指すのに、民間保険で月々何万円も支払っているなら見直しをおすすめします。

民間の保険は何十万も支払ってたまに数万円もらっている状況になりがちで、資産を増やしたい人にはネックです。

日本の社会保障制度は非常に優れているので、ほどんどの民間保険は必要ありません

ただし、カバーしきれない部分を補える以下4つの民間保険は掛金を支払う価値があります。

必要な民間保険

  • 掛け捨ての生命保険(子持ちのみ)
  • 団体信用生命保険(住宅ローンを組む場合)
  • 自動車保険
  • 火災保険

「いざというときのために医療保険は必要では?」と思うかもしれませんが、基本的には健康保険と貯蓄で十分です。

健康保険に入っていれば病気で入院することになっても3割負担で済みますし、高額医療費制度により医療費負担は年間100万円で打ち止めになります。

さらに、傷病手当金として給与の2/3相当額を非課税で最大1年半にわたって受け取り可能です。

いくつもの保険に入っている方は、日本の社会保障制度を踏まえて本当に必要なのかを考えてみてください。

(5)高金利な借金は厳禁

FIREを目指す際に、借金はNGです。

複利の力を使う側ではなく受ける側になるからです。

とくにリボ払いは月々の支払いが同じ金額になるので便利ですが、返済総額が膨れ上がります。

借金は絶対に損失が出る投資をしているようなもなので、FIREが遠くなります。

3.FIREを目指すステップ3:収入を増やす

FIREを目指すなら、収入アップの努力を惜しんではいけません。

とくに最初の1,000万円は支出の最適化と収入アップを軸にしてみてください

4%の利回りで運用すると税金を引いて30万円の利益が得られ、1ヶ月分の支出が稼げる状況になり投資の威力を実感できます。

収入を増やす方法を3つお伝えします。

収入の増やし方

  • 本業収入を上げる
  • 副業をはじめる
  • 働く時間を増やす

結論、本業収入に集中するor本業と副業の両立がおすすめです。

それぞれ解説します。

(1)本業収入を上げる

まずは専門性を高め、資産を貯める基盤である本業収入(時間単価)を上げます。

そのためには会社の就業規則や給与規定を確認しどのように昇給や昇格が行われているのか把握するのが大切です。

何をできるようになれば給料が上がるのかを理解しすると効率よく年収を上げられます。

最も実践しやすい方法は資格給の獲得です。

特定の資格を取れば確実に数万円の給料が上がるうえに、助成金が出る企業ならお金がかかりません。

また転職を見据えて、専門性を磨きながら自分を高く評価してくれる会社探しも重要です。

今の会社より自分を高く評価する会社が見つかれば、転職が最善手となります。

(2)副業をはじめる

副業のメリットは本業と別で収入源を得られることです。

業界の景気が悪く本業でボーナスの減少や給料の伸び悩んでも、副業は問題なく収入を増やせます。

本業収入で生活費・ゆとり費・自己投資代を稼ぎ、副業収入をすべて貯蓄や投資するなどの使い分けがしやすいもの魅力的です。

副業で月5万円稼ぐと年間で60万円、20年続ければ1,200万円の資産形成に成功します。

副業選びのポイントは以下の3つです。

良い副業と具体例

  • 専門性や好きを活かす…アフィリエイト、YouTube、ハンドメイド
  • 外注で自動化できる…せどり
  • 本業にしたときに収入アップが見込める…プログラミング、デザイン

副業は本業の収入を超えるケースもあり、独立すると大きな収入アップが期待できます。

事業所得となれば幅広く節税できるので、会社員と同じ収入でも手取りが増えてFIRE達成が早まるでしょう。

(3)働く時間を増やす

単に働く時間を増やす年収の上げ方は、難易度は最も低いです。

主に以下2つの方法がありますが、収入アップできる幅が少ないのでおすすめできません。

働く時間を増やす例

  • 残業する
  • 本業が終わってからアルバイトする

個人事業主なら仕事をたくさんとって働く時間を増やせば、十分な収入アップの可能性があります。

とはいえ体調を崩せば元も子もないため、期間は限定すべきです。

FIREを目指す収入アップでは、時間単価を上げられる方法が向いています。

4.FIREを目指すステップ4:貯めたお金を投資で増やす

支出を最適化しながら収入を上げていくなかで、余力ができたタイミングで投資をはじめます。

ポイントは少額からはじめることです。

10万円を4%の利回りで資産運用しても4,000円しか利益が出ません。

しかし、少額投資はローリスクで投資経験を積めるのがメリットです。

投資経験で得られるスキル

  • 自分が暴落にどう反応するかわかる
  • リスク許容度を正確に測れる
  • ルールにしたがった売買ができるようになる
  • 値動きが気になり経済ニュースを見る習慣がつく
  • 投資詐欺を見分けられるようになる
  • 経験に基づいたポートフィリオが組める

そのため数千万円以上の大きな資産がたまる頃には、着実な資産運用のスキルが身につくものです。

例えば利益の少なさを理由に投資経験を積まず、退職金1,000万円で投資をはじめたとします。

証券会社やり手の営業マンに会ってしまえば、ぼったくり投資信託を購入させられて資産が減る様子を漠然と見ていることもあるでしょう。

一方で20代から小さな失敗を繰り返してきた人なら、投資信託の良し悪しを理解しているのでぼったくり商品を買いません。

具体的には以下2つの制度を利用して投資をはじめるのがおすすめです。

投資のスタートにぴったりの制度

  • つみたてNISA(少額投資非課税制度)
  • iDeCo(個人型確定拠出年金)

それぞれ満額利用で月々2〜3万円の積み立てになり、少額で貴重な投資経験を積めます。

最初は稼ぐのではなく学ぶ目的で投資をはじめてみてください。

つみたてNISAやiDeCoは多くの優遇がある制度なので、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

FIRE達成に近づくおすすめの投資方法4選!節税できるお得な制度も詳しく解説

2021.08.24

5.FIREを目指すステップ5:十分な資産形成ができたらFIREする

資産運用のスキルを身につけ十分な資産がたまったら、FIRE生活がはじまります。

FIREする前に「今の仕事をやめて大丈夫なのか?」を真剣に考え直すことが大切です。

無職になってから数年後に資金不足のリスクに気づき再就職する場合、ほとんど妥協を重ねた仕事に就くしかないからです。

年間支出400万円を年間支出300万円にしてFIREのタイミングを早める選択肢もありますが、残りの人生の生活水準を下げなければなりません。

場合によってはFIREを遅らせたり副業を続けたりする選択肢も視野に入れてみてください。

6.まとめ

FIREを目指すためには、以下の5ステップが必須です。

FIREを目指す5ステップ

  1. 目標を決める
  2. 支出を最適化する
  3. 収入を増やす
  4. 貯めたお金を投資で増やす
  5. 十分な資産形成ができたらFIREする

まずは自分にとってのFIREを定義し、支出を最適化によりお金を貯める習慣をつけます。

少額から投資経験を積み、収入を増やす努力も忘れてはいけません。

十分な資産が確保できる頃には高い投資スキルが身につき、安心してFIREできるでしょう。

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